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現物投資におすすめなのは時計や銀?投資先の種類やメリット・デメリットを解説

2023.12.04

現物投資とは、現物に価値がある不動産や貴金属などに投資することです。

現物投資は、長期運用がしやすくインフレにも強いといったメリットがあることから、人気のある投資方法です。現物と代金で取引をするため、実物取引と呼ばれることもあります。

現物なので保有コストがかかってしまうことや、流動性が低い点がデメリットとして挙げられます。

現物投資の投資先についてある程度の知識が必要なことや、現物を購入する必要があるため、ローンを組んだり多額の投資金が必要になります。現物投資の投資先の種類や、メリット・デメリットを詳しく解説していきます。

現物投資とは

現物投資とは、現物に価値がある不動産や美術品、貴金属を購入して、物自体の価値が上がったタイミングで売却し、利益を得る投資方法です。

現物投資は、基本的なルールとして、価値のある現物を安く商品を購入する必要があります。現物投資は売却する価格に着目し、購入した金額よりも高く売れるタイミングを見極める必要があります。

ただ現物投資は、長期運用が基本なので購入後すぐに売却することは、基本的にありません。

最近では、現物投資で購入できる商品が多くなっていることや、現時点で値上がりしている商品が多いため、人気が高い投資方法です。将来的にも、現物投資をする人は増えていくことが予想されています。

現物投資は種類が豊富

現物投資は種類が豊富で、投資先が多岐にわたります。主に現物投資に選ばれている商品は次の通りです。

  • 有機農業
  • 時計分野
  • 貴金属
  • 美術品
  • 不動産

投資資金を考慮した投資先を選んでいくことが重要です。酒類や貴金属などの比較的安く購入して投資を始められるものから、得られる利益も大きい分、初期投資額が高額になる不動産投資なども、現物投資の一つで種類が豊富な投資方法です。

今後も現物投資は選択肢を増やしつつ、長期運用が見込めてインフラにも強いことから、需要が高まっています。

現物投資と金融資産投資の違い

現物投資と似たような方法として、金融資産投資があります。しかし、現物投資と金融資産投資には次の違いがあります。

現物投資 現実に存在している商品に対して投資を実施する方法
金融資産投資 株券や証券など、有価証券に対して投資を実施する方法

現物投資は商品に対して投資し、金融資産投資は有価証券に対して投資する方法です。

商品というのは有価証券ではなく、身近にある多数のものが投資先に設定されています。

一方で金融資産投資は有価証券以外に投資できる方法が少なく、選択肢が狭い傾向にあります。投資先についてしっかり理解した上で、どちらが向いているのかしっかり考えて始めましょう。

現物投資でおすすめの投資先

現物投資でおすすめできる投資先はいくつか用意されています。特に利益を得やすい投資方法として、5つの投資先を紹介します。

①有機農業への投資

有機農業を対象として投資していくものです。

メリット ・商品価値の高い農業への投資が可能
・ベンチャーによる投資も実施可能
デメリット ・農業の利益率がさほど高くない
・投資が成功するまでに時間がかかる

有機農業は商品価値の高い農業分野へ投資できるメリットがあり、ベンチャー企業による投資も多くなっています。

一方で利益率が高くないことに加えて、リターンを得るまでに時間がかかるという問題があるため、余裕を持って取り組む必要があります。

②腕時計投資

比較的簡単に投資できるのが腕時計投資です。

メリット ・安価から高価なものまで投資可能
・保有していると将来的な値上がりも期待できる
デメリット ・管理を徹底しないと商品価値が下がる
・偽物が多く出回っている

腕時計は安価で投資できるものも多くなっており、長く保有していると将来的な値上がりも期待できます。

一方で傷をつけるなどの問題を起こすと、一気に価値が下がってしまうため、管理体制はしっかり整えていく必要があります。

また、有名ブランドに偽物が多いというトラブルも起こっているので注意が必要です。

③金・銀・プラチナ投資

金銀などの貴金属に投資するものです。

メリット ・値上がりの可能性が高い
・資産として抱えていく方法も可能
デメリット ・高価な投資が必要
・重いものだと管理が大変

金銀やプラチナは投資先として期待値が高く、値上がりの可能性が相当高くなっているのが大きなメリットです。

一方で近年は値上がりが続いているため投資先としては高価なものとなっており、管理体制の充実を図らなければならないという問題も抱えています。

④ウイスキー投資

飲用品のウイスキーに投資するものです。

メリット ・長く保管していると値上がりしやすい
・場合によっては飲んで処分できる
デメリット ・購入するのが大変
・投資が成功するまでに時間がかかる

ウイスキーは熟成させている間に利益を出せる傾向が強い商品です。

しかし、ジャパニーズウイスキーを中心として多くのユーザーが確保に動いており、購入自体が困難になっている投資先です。また、利益を得るためには相当な年数が必要です。

⑤不動産投資

家などの不動産に投資するものです。

メリット ・リターンが大きくなりやすい
・投資先に住む方法も可能
デメリット ・不動産の価値が下がりやすい
・土地の価格まで整理する必要あり

不動産投資はリターンが大きく、利益を多く得られる傾向があります。

しかし、不動産の価値は年々下落する可能性が高いため、いつまで投資するのかしっかり考えて行動しなければなりません。

また、高価な不動産に投資しなければ失敗するケースもあります。

現物投資が向いている人の特徴

現物投資には向いている人、向いていない人がいます。

現物投資に向いている人の特徴を見て、どのような性格を持っている人が向いているのか知っておく必要があります。

資産をすぐに現金化する必要がない人

資産をすぐ現金化する必要がない人は、現物投資に向いています。

現物投資は長期間保有して現金を将来的に多く確保するという方法です。

資産をすぐに現金化したいと思っている人には向いておらず、我慢強く保有し続けるという方法を採用している人に向いている方法です。

長期保有できると判断している人には、現物投資は成功しやすい傾向があります。

金融市場に左右されない資産が欲しい人

金融市場に左右されない資産を希望している人にも向いています。

現物投資は金融市場とは違い、現物の価値がどれだけ高くなるかを見極める方法です。

市場に左右されないため、長期的に持っていても価値が上昇していきます。

色々な情報を見ていくのが面倒だと感じている人には、現物投資がおすすめです。

インフレの影響を受けたくない人

インフレの影響を回避したい人にもおすすめです。

インフレの影響を受けると、急激に価値が上昇して購入しづらい傾向もあります。

しかし、現物投資は事前に投資する方法ですので、インフレの影響を受けづらくなります。

インフレによる商品価格の高騰で手を出しづらいという状況が起こりづらく、影響によるダメージでマイナスを発生させづらいのでおすすめです。

まとめ

現物投資とは様々な投資先を準備し、現物に投資していくものです。

現物投資に成功すると、保有している商品を高価で売却できます。

近年は利用している人も増えており、上手に投資すればかなりの利益が期待できます。

投資を成功させるためには、将来的に何を保有していれば値上がりするか知っておく必要があるでしょう。

また、投資を回収できるほどの価値上昇を実現できるものを狙って、投資先を考えていく必要があります。

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