住信sbiネット銀行の住宅ローンのメリット・デメリット!審査が厳しいって本当?
住信SBIネット銀行の住宅ローンはネット銀行のなかでもとくに金利が低く、団体信用生命保険などの保障も手厚い人気のローンです。しかし、住宅のような大きな買い物は注意深く比較対象する必要があります。
住宅ローンを選ぶ際には金利はもちろん、総返済額はいくらになるのか、繰り上げ返済に手数料はいくらかかるのかなど、銀行ごとに比較して検討しましょう。
銀行ごとのメリット・デメリットを比べて、自分に合った住宅ローンを見つけてください。住信SBIネット銀行のメリット・デメリット、口コミなどを詳しくご紹介します。
目次
住信SBIネット銀行住宅ローンの特徴
融資金額 | 500万円以上1億円以下(10万円単位) |
融資期間 | 1年以上50年以内(1か月単位) |
金利 | 通期引下げプラン 変動金利タイプ(年0.32%) 固定金利特約タイプ(年1.64%:固定10年) 当初引下げプラン 変動金利タイプ(年0.975%) 固定金利特約タイプ(年1.28%:固定10年) (金利は2023年10月1日適用金利) |
遅延損害金 | 年利14%で日割計算(約定返済日の翌日から計算) |
保障 | 団体信用生命保険(団信) 全疾病保障 3大疾病(50・100)%保障 リビングニーズ特約 重度ガン保険金前払特約 先進医療特約 |
事務取扱手数料(借入時) | 融資金額に対して2.20%(税込) |
住信SBIネット銀行は、三井住友信託銀行の銀行代理業者として「住宅ローン」の契約締結を行っています。
金利の安いネット銀行の中でもトップクラスの低金利で人気ですが、そのほかにもさまざまな特徴があります。
以下では、住信SBIネット銀行の主な特徴を3つ解説します。
- 変動金利も固定金利も比較的低金利
- 保証料・一部繰上返済手数料が無料
- 全疾病保障が無料で付帯
特徴①変動金利も固定金利も比較的低金利
住信SBIネット銀行の住宅ローンの金利は、業界でもトップクラスの低金利です。たとえば、新規変動金利の「通期引き下げプラン」では年利0.32%、固定金利(10年)の「当初引下げプラン」では、年利1.28%(2023年10月時点)となっています。
借入れる金額は非常に大きな額になるため、少しの差でも支払い総額は相当変わってきます。そのため、金利は住宅ローンを選ぶうえで最重要ポイントになるのです。
住信SBIネット銀行の住宅ローンは、ネット銀行だからこそ実現できる低金利で多くの方に選ばれています。
特徴②保証料・一部繰上返済手数料が無料
住信SBIネット銀行の住宅ローンでは、保証料や一部の繰上げ返済手数料が無料です。金融機関によっては住宅ローン借り入れ時に保証料の負担がありますが、住信SBIネット銀行ではそのような保証料は発生しません。
繰上げ返済での返済は元本に充てられ、その分の支払い利息が消えるため総支払額を減らせるため、お金に余裕があれば積極的に行いたいと思う方も多くいます。
その点、住信SBIネット銀行では手数料が無料なので、気兼ねなく返済できますが、固定金利特約期間中の全額繰上げ返済は、33,000円(税込)の手数料がかかるので、覚えておきましょう。
特徴③全疾病保障が無料で付帯
住信SBIネット銀行の住宅ローンは、全疾病保障が無料で付帯します。全疾病保証はあらゆる病気や怪我で働けなくなり、就業不能状態が1年以上続いた場合にローンが完済される保障です。
住宅ローンは、ほとんどの方にとって最大の借金なので、全疾病保証は、収入が途絶えたら返済不能になるリスクへの備えとしては、大きなメリットになります。
住信SBIネット銀行住宅ローンのメリット・良い口コミ
住信SBIネット銀行住宅ローンのメリットを見ていきましょう。
- 手続きがWEB・郵送で完結する
- 最長返済年数が50年と長い
- 手厚い団信に金利上乗せ無しで加入できる
- 「スマートプログラム」でお得な特典が受けられる
- 分割融資対応プランがある
- ペアローン・収入合算も利用できる
手続きがWEB・郵送で完結する
申し込みから手続きまで、すべてネット上でやり取りできました。店舗に行く煩わしさが省けたので大助かりです。書類など必要なものはすぐに送ってくれ、対応が早いのも満足しています。
40代男性
住信SBIネット銀行住宅ローンの申し込みは、スマホやパソコンから簡単にできます。直接銀行の窓口に行く必要もないため、忙しい人でも仕事が終わってからゆっくり申し込めるのは大きなメリットです。
最長返済年数が50年と長い
他行の住宅ローンは最長35年だったが、それだと借入金額が足りず悩んでいた。返済年数を35年以上にできる住信SBIネット銀行で、なんとか目標金額を借入ることができた。繰上げ返済の手数料も無料なので、余裕があれば、少しずつ繰上げ返済もしていくつもり。
30 代男性
住信SBIネット銀行住宅ローンは2023年8月4日より、ネット銀行としては初めて住宅ローンの借入期間を最長50年にしました。35年以上のローンを組めばより多くの融資を受けられ、毎月の元本返済にも余裕を持てます。
多額の借金を長期間にわたると、利息の支払いが増えることも頭に入れる必要があるため、35年以上のローンを組んだ場合、余裕があれば繰上げ返済を活用しましょう。
また、定年時点でのローン残高を計算しつつ、定年後の返済計画も考えていきましょう。
手厚い団信に金利上乗せ無しで加入できる
マイホームが欲しいけど、大きな借金を残して自分が働けなくなったらどうなるのか不安で、ずっとためらっていた。
住信SBIネット銀行では、自分が働けなくなったらローンが完済となるので安心できる。
しかも、30代なので「スゴ団信」が無料でローンについてくるので本当に助かっている。
40代男性
住信SBIネット銀行の団体信用生命保険(団信)は、上乗せ金利なしで基本付帯されます。40歳未満の方なら「3大疾病の50%保障」と「全疾病保障」がセットになった「スゴ団信」が基本付帯となります。
そのほかにも金利を上乗せすれば、手厚い保障プランを用意しています。
「スマートプログラム」でお得な特典が受けられる
住信SBIネット銀行で住宅ローンの審査に通った。住宅ローンの利用者はスマートプログラムのランク4になるらしい。
ATM・振込手数料20回無料は、住信SBIネット銀行をメインに使っているので地味にうれしい。
45歳男性
スマートプログラムは、サービス利用状況に応じたランクで、ATM・振込手数料無料回数が決まるサービスです。ATMの利用や他行への振込が多い方は、住信SBIネット銀行をメインバンクすれば、さらにお得に利用できます。
分割融資対応プランがある
注文住宅で家を建てる際に、土地購入のためのつなぎ融資で住信SBIネット銀行にお世話になりました。
ほかではつなぎ融資の金利が2〜4%だったけど、住信は住宅ローンと同程度で本当に助かりました。
40代男性
住信SBIネット銀行では、土地と建物を分割して融資を受けられる、土地先行プランを用意しています。土地先行プランを利用すると、土地取得費用に関して建物完成前に融資を受けられます。
ほかの金融機関ではつなぎ融資は2〜4%になりますが、土地先行プランは住宅ローンとほとんど同じ低金利で融資可能です。さらに、住宅ローンと同様に団信が付いているのも魅力です。
住宅ローンとつなぎ融資の審査を同時に行うため、審査が1回で終わるのも使い勝手がいいと評判です。
ペアローン・収入合算も利用できる
金利が低いのが魅力で、住信SBIネット銀行で住宅ローンを組みました。
私の収入では不安だったのですが、同居パートナーとの収入合算だったら結構余裕をもったプランが立てられて満足しています。
45代女性
住信SBIネット銀行住宅ローンでは、収入合算が利用可能です。また、フラット35以外のプランではペアローンも利用できます。1人では審査に通らない方や、借入額を増やしたい場合は、ペアローンや収入合算を検討しましょう。
※同性同士でも利用は可能ですが、追加の書類提出が必要になります。(任意後見契約及び合意契約に係る公正証書の謄本・任意後見契約にかかる登記事項証明書)
住信SBIネット銀行住宅ローンのデメリット・悪い口コミ
ここでは、住信SBIネット銀行住宅ローンの悪い口コミを確認します。よくある悪い口コミは、以下の5つです。
- 審査に時間がかかる
- 融資金額によっては事務手数料の負担が大きい
- パートやアルバイトの人は利用できない
- 本審査で減額や否決になることもある
- 全疾病保障で残高が0円になる条件が厳しい
デメリットに目をむけ、住宅ローン選択の参考にしてください。
審査に時間がかかる
住信SBIネット銀行で住宅ローンを申し込んだ。仮審査はすぐに通ったけど、本審査の結果がくるのに2週間以上かかった。しかも審査に通らず。正直がっかりしたよ。
40代男性
住信SBIネット銀行住宅ローンの審査は、仮審査と本審査があります。住信SBIネット銀行のWEBサイトには、仮審査は当日から数日以内に、本審査は1週間から10日の間に結果が出るとあります。
しかし、あくまでもすべての書類がそろってからの期間なので、書類が不備だと時間がかかる場合があります。また、ほかの借入が多い方や事前審査の時点から申し込み者の状況が変化している場合は、さらに時間がかかるケースもあります。
融資金額によっては事務手数料の負担が大きい
金利が低いと聞いて住信SBIネット銀行の住宅ローンを考えているけど、事務手数料が2.2%はちょっと躊躇する。金額が大きいだけに、手数料の総額を聞いてひいてしまうよ。
50代男性
住信SBIネット銀行の住宅ローンは事務手数料が借入金額の2.20%です。しかし2.20%はほかの金融機関の多くと同じで、高くはありません。
手数料を定額(だいたい3万円ほど)にしているところもありますが、別途保証料を払うため結局定率型の方が安い場合も多いのです。いずれにせよ住宅ローンを選ぶ際には、金利だけでなく手数料についても頭にいれておきましょう。
パートやアルバイトの人は利用できない
住信SBIネット銀行の住宅ローンは、アルバイトの人は利用できないんだね。自分はアルバイトだけど、妻が個人事業主でそこそこ収入があるから大丈夫と思ってたけどダメだった。
40代男性
パート・アルバイトは、収入が不安定とみなされているため、住信SBIネット銀行の受託ローンを利用できません。住信SBIネット銀行住宅ローンの借入れ条件に「安定かつ継続した収入があること」とあります。
本審査で減額や否決になることもある
仮審査では、ほかのネット銀行と住信SBIネット銀行を無事通過しました。その後親の援助もあり、本審査では借入希望を下げて住信SBIネット銀行とほかのネット銀行に申し込んだのですが、住信SBIネット銀行は審査に落ちました。住信SBIネット銀行が本命だったので、ショックです。借入や事故歴もないし、借入希望額も減らしたのに、なぜ?って感じです。
30代女性
事前審査を通っても、本審査で落ちることもあります。事前審査では借入できるかどうかの「見込み」の確認程度の簡易的な審査です。
簡単に年収や返済負担率、年齢や職業などをチェックします。本審査では、返済能力や担保の物権的価値などが正確に審査され、勤務に関する情報なども精査されるため、本審査を通過できない方も、珍しくありません。
全疾病保障で残高が0円になる条件が厳しい
全疾病保障が無料で付帯しているので、住信SBIネット銀行の住宅ローンにしようと思っていました。でも、12か月以上の就業不能状態はともかく、8疾病以外は24ヶ月以上の就業不能状態って、厳しくないですか?正直条件が厳しくて、病気になっても適応できる気がしないです。
40代女性
住信SBIネット銀行住宅ローンは、無料で全疾病保障が適用されることをウリにしています。しかし、適用条件は厳しく設定されているのです。
全疾病保障では12か月以上就業不能状態、8疾病以外は24ヶ月以上就業不能状態を条件にしています。また、期間内に職場復帰できていない場合でも、就業可能な状態と判断されたら適用外になってしまいます。
保障内容は、リスクとのバランスを考えて検討しましょう。
住信SBIネット銀行の金利プラン
住信SBIネット銀行の金利プラン・金利タイプ・借入金利を、表にしてまとめました。
金利プランや金利タイプによって、金利が大きく変わってくるため、確認しておきましょう。
金利プラン | 金利タイプ | 借入金利 |
通期引下げプラン | 変動金利 | 年0.32% |
固定10年 | 年1.64% | |
固定20年 | 年3.21% | |
固定35年 | 年3.57% | |
当初引下げプラン | 変動金利 | 年0.95% |
固定10年 | 年1.28% | |
固定20年 | 年4.76% | |
固定35年 | 年1.79% |
金利引き下げ期間中 | 金利引き下げ期間終了後 | |
買取型 | 年0.70% | 年1.20% |
保証型 | 年1.29% | 年1.79% |
住信SBIネット銀行住宅ローンには、変動金利タイプ・金利固定タイプ・全期間固定タイプの3種類があります。
変動金利タイプは基準金利に連動して定期的に金利の見直しがされるタイプで、以下の二つのルールが設定されています。
- 5年ルール:金利変更があっても、5年間は返済金額が変わらない
- 125%ルール:金利が上昇しても、1.25倍の範囲内までしか増えない
固定金利選択タイプでは金利が変わらない期間を選ぶタイプです。固定期間が短いほど金利が低い傾向にあります。全期間固定(フラット35)は完済まで金利が変わらないタイプです。金利が一定なので人生設計にあまり影響を与えないません。
金利上昇時には有利に働きますが、反対に金利が低い状態が続くと、変動金利に比べて利息が多くなるデメリットがあります。
どちらの金利タイプにもメリット・デメリットがあるため、自分の人生設計や将来の支出を計算して選択しましょう。
住信SBIネット銀行住宅ローンと他金融機関の金利比較
銀行名 | 変動金利(年利) | 当初固定金利(10年) | 全期間固定 |
イオン銀行 | 0.38% | 1.39% | 1.40% |
りそな銀行 | 0.340% | 1.595% | 1.485% |
ソニー銀行 | 0.397% | 1.550% | 2.420% |
ARUHI | 0.650% | 1.270% | 1.270% |
上記の表は、人気銀行住宅ローンの最低金利です。しかし、単純に金利だけを見ても、どちらがいい商品かは比べられません。
各銀行はさまざまな商品を出しており、その組み合わせも多様です。当初引下げや通期引下げ、頭金の割合でも金利はちがってきます。
また団信も付帯しているかどうかも影響します。「金利が低いと思っても、支払い総額は高かった」のような事態は避けたいものです。住宅ローンを選ぶ際は、金利だけでなく条件や支払い総額、返済計画など総合的に判断しましょう。
住信SBIネット銀行住宅ローンの審査基準
住信SBIネット銀行住宅ローンでは、審査内容を公表していません。しかし、国土交通省「令和2年度 民間住宅ローンの実態に関する調査」によると、金融機関の90%以上(2020年)が以下の項目を重視するとしています。
- 完済時年齢(99.1%)
- 健康状態(98.2%)
- 担保評価(98.1%)
- 借入時年齢(97.8%)
- 年収(95.6%)
- 勤続年数(95.2%)
- 連帯保証(95.0%)
- 金融機関の営業エリア(90.9%)
- 返済負担率(92.2%)
金融機関が重視している以上の項目が、主な審査基準といえます。
参考:国土交通省「令和2年度民間住宅ローンの実態に関する調査」
住信SBIネット銀行住宅ローンに申し込みできる条件
ネット専用住宅ローンの商品概要説明書には、利用できる方について以下の条件が書かれています。
- 申し込み時満18歳以上、借入時満65歳以下で完済時満80歳未満の方
- 安定かつ継続した収入がある方
- 三井住友信託銀行指定の団体信用生命保険に加入が認められた方
- 国内に住んでいる方。
「安定かつ継続した収入」とは曖昧ですが、国都交通省「令和2年度民間住宅ローンの実態に関する調査」では、勤続の条件は1年以上が大半で2年・3年以上も少なくありません。そのため、勤続年数が2〜3年と少なくても審査に通る可能性はあります。
住信SBIネット銀行住宅ローンの事前審査~融資までの流れ
住信SBIネット銀行住宅ローンの申込から融資までの流れを、以下の5つのステップに分けて解説します。
- 申し込み
- 仮審査
- 正式審査
- 契約手続き
- 借入
- STEP.1申し込み申し込みは、住信SBIネット銀行のサイトで行います。住信SBIネット銀行の口座を持っていない方は「口座開設して申し込み」を選びましょう。申し込みの記入フォームに必要事項を記入して、「申し込み」をクリックすれば申し込み完了です。
- STEP.2仮審査申し込みを行うと、仮審査が行われます。仮審査の結果は申し込みから3営業日以内にメールでお知らせされます。仮審査結果のお知らせから2営業日以内に、正式審査申込書類が送られます。
- STEP.3正式審査正式審査は申し込み書類に必要事項を記入し、必要書類を同封して住信SBIネット銀行に送付します。正式審査の結果は、Eメールで送付されます。
- STEP.4契約手続き正式審査を通過したら、契約手続きに移ります。正式審査後に「借入れ手続きの案内」が手元に届くので貸出条件などを確認し、借入希望日や必要な情報を登録します。借入希望日の5営業日前13:00までに、契約手続きを終えて「この内容で契約する」ボタンをクリックしてください。その後、担当の司法書士より電話がかかってきますので、面談日を調整して必要書類等について打ち合わせをしてください。打ち合わせでは、登記書類一式の内容の確認・署名・捺印を行います。
- STEP.5借入司法書士が登記書類の確認が済んだら、借入れ手続きが開始されます。借入希望額から事務取扱手数料を差し引いた金額が、住信SBIネット銀行の代表口座へ入金されます。入金後に、振込先情報登録で依頼した振込先へ振り込まれる運びです。振込手続きが完了すると、住信SBIネット銀行WEBサイトログイン後の入出金明細に振込内容が表示されるので、確認してください。
住信SBIネット銀行住宅ローンの必要書類
住信SBIネット銀行住宅ローンへの申込時には、さまざまな書類が必要です。ローンを申し込む際は、前もって必要書類を準備しましょう。
事前審査に必要な書類
住信SBIネット銀行の住宅ローンでは、原則として事前審査に書類の提出はありません。銀行のWEBサイトで必要事項を入力して申し込めば、仮審査は完了です。
書類の提出はありませんが、住信SBIネット銀行の口座が無い方は、仮審査の申込と同時に口座を開設する必要があります。事前審査の申し込みに合わせて、口座開設をしましょう。
正式審査に必要な書類
事前審査に通過したら、正式審査申込書類が郵送で届きます。届いた書類に必要事項を記入・捺印して、下記の必要書類とともに住信SBIネット銀行に返送してください。
本人確認書類 | 健康保険証コピー 住民票または住民票記載事項証明書(発行1か月以内、入居予定者全員のもので続柄記載必須) 在留カードまたは特別永住者証明書(外国籍の方) |
所得証明関係書類 ※会社員公務員等で給与所得のみの場合 |
源泉徴収票コピー(直近1年分) 住民税決定通知書または収入金額記載の住民課税証明書(直近1年分) |
物件関係書類 | 売買契約書コピー 重要説明書コピー 工事請負契約書コピー 建築確認済証または建築確認通知書のコピー 建築確認申請書コピー 検査済証コピー 間取りが分かる平面図または間取り図コピーなど |
住信SBIネット銀行住宅ローンを借りる際に注意すること
住宅ローンで住宅資金の借入れをする前に、注意するべきことがいくつかあります。
住宅ローンは、人生の中でも最大の借金なので、以下の5つに注意して、住宅ローンを利用しましょう。
- 毎月の返済額のシミュレーションをしておく
- 既存借り入れを整理しておく
- 自己資金はなるべく用意する
- 携帯やクレジットカードの延滞に気を付ける
- 他の金融機関も併せて申し込みをする
①毎月の返済額のシミュレーションをしておく
住宅ローンでお金を借りる際は返済額と返済計画を把握して、家計のやりくりをイメージしておくことが大切です。イメージする際は住宅ローンの返済だけでなく、子どもの教育や自分の老後などに備えるための貯蓄も、考慮する必要があります。
住宅取得は目標ではなく、住宅取得後のゆとりのある生活が重要です。住宅ローンの返済に追われ窮屈な生活を強いられてしまっては、何のためのマイホームかわかりません。
そのため、返済額に無理がないかシミュレーションしておきましょう。
②既存借り入れを整理しておく
カードローンやリボ払いなどの借り入れがあれば、できるだけ完済しておきましょう。クレジットカードも借入上限に近い金額を借りていたり、複数のカードローンを契約している場合は、審査に影響が出るかもしれません。
カードローンやそのほかの借り入れは、できるだけ完済しておきましょう。そしてカードローンは使用しないのなら、解約する方が無難です。
③自己資金はなるべく用意する
住宅ローンを申し込む前に、なるべく自己資金を確保しましょう。借入には利子が付きます。金利が低いといっても、金額が大きいので借入れ総額は相当なものになります。
できるだけ自己資金を多くして、利子の付く借入れをおさえましょう。また、自己資金が多いと住宅ローンの借入額に対する「融資率」を下げられるので、低い金利の商品が選べるメリットもあります。
④携帯やクレジットカードの延滞に気を付ける
携帯やクレジットカードなど、支払いの延滞には気をつけましょう。住宅ローンの審査では「個人信用情報」が重要視されます。
クレジットカードで61日以上の延滞があった場合、住宅ローンの借り入れは難しくなります。61日以上の延滞は金融事故として記録されるため、個人信用が低くなってしまうのです。
1日の延滞なら影響はそれほど大きくありませんが、それ以上は影響が出ると思っておきましょう。また、携帯電話の月々の支払いには、通話料以外に携帯電話本体の料金が含まれている方もいます。
携帯電話本体の代金を分割で購入している場合、携帯電話料金の支払いが遅れると信用情報機関に登録されるので、こちらも注意してください。信用情報機関に延滞の事実が登録されていれば、たとえ携帯代金を完済していても住宅ローンの審査で不利になる場合があります。
信用情報は5年間保持されるので、金融事故に該当する方は5年間は審査に通らないと考えてください。
⑤他の金融機関も併せて申し込みをする
住宅ローンは、複数の金融機関に申し込んでも問題ありません。たとえ申し込んだすべての住宅ローンで審査を通ったとしても、キャンセル可能です。ペナルティもとくにありませんし、融資にも影響はありません。
金融機関によって、審査基準や商品が違います。自分に合った低金利のローンがいいのはもちろんですが、審査に通らないことも考えて複数の金融機関に申し込みましょう。
住信SBIネット銀行住宅ローンが向いている人の特徴
さまざまなメリットがある住信SBIネット銀行の住宅ローンは、以下の特徴を持った方にオススメです。
- できるだけ低金利で住宅ローンを組みたい人
- オンラインで手続きを済ませたい人
- 長期間安心して住宅ローンを利用したい人
住信SBIネット銀行の住宅ローンは、金利の低いネット銀行のなかでもとくに低金利の商品を揃えているため、低金利の住宅ローンを探している方にピッタリです。
また、申込から契約締結までオンラインでできるため、住宅ローンの手続きで銀行窓口に行く必要がありません。オンラインですべてを済ませたい人に、おすすめできます。
さらに、住信SBIネット銀行の住宅ローンで提供している「スゴ団信」は、画期的に手厚い保障内容となっています。「もしものとき」を心配している方は、ぜひ手厚い保障を実感してください。
住信SBIネット銀行住宅ローン以外を利用した方が良い人の特徴
メリットが多い住信SBIネット銀行の住宅ローンですが、ほかの金融機関を利用した方がいい人もいます。たとえば、商品の詳しい説明やサポートを受けて手続きしたい人。
パソコンの操作に自信がない人は、住信SBIネット銀行の住宅ローンとは相性が悪いといえます。住信SBIネット銀行の住宅ローンは、自分で手続きをすすめるのが基本です。
窓口はありますが全国に50店舗と多くないので、直接相談できる方は限られます。そのため、相談しながら手続きを進めたい方やパソコン操作に不慣れな方は、ほかの金融機関を選んだ方が無難です。
住信SBIネット銀行住宅ローンに関してよくある質問
ここまで住信SBIネット銀行の住宅ローンについて解説しましたが、解説しきれなかった疑問を解決します。
以下のよくある3つの質問について、お答えします。
- 住信SBIネット銀行住宅ローンの審査は厳しい?
- 住信SBIネット銀行住宅ローンの金利の推移は?
- 住信SBIネット銀行住宅ローンは借り換えローンもある?
住信SBIネット銀行住宅ローンの審査は厳しい?
結論から先に申し上げると、住信SBIネット銀行の審査は平均的な水準でとくに厳しいわけではありません。審査の基準は各銀行で違います。住信SBIネット銀行の審査に通らず、他の金融機関の審査に通過した方は「住信SBIネット銀行」は厳しいと感じるかもしれません。
ですが、ほかの金融機関の審査に通らず、住信SBIネット銀行の住宅ローンの審査に通るケースもあるため、一概に住信SBIネット銀行の住宅ローンの審査が、厳しいとは言えません。
住信SBIネット銀行を利用できる人は、次の条件をすべて満たす個人と定められています。
- 仮審査申込時に満18歳以上、借入時満65歳以下で、完済時満80歳未満の方
- 安定かつ継続した収入がある方
- 三井住友信託銀行指定の団体信用生命保険に加入可能な方
- 国内に住まれている方
上記条件を満たしていない場合は、審査に落ちてしまう可能性があります。もし審査に通るか心配なら、お近くのSBIマネープラザで対面相談してみることをおすすめします。
住信SBIネット銀行住宅ローンの金利の推移は?
住信SBIネット銀行の住宅ローン金利は、ネット銀行の中でもトップクラスの低金利です。金利の推移は、以下の表を参考にしてください。
年月 | 変動金利 | 35年固定 |
2023年1月〜10月 | 0.320%〜0.440% | 1.400%〜1.580% |
2022年 | 0.440% | 0.850%〜1.250% |
2021年 | 0.440% | 0.850%〜0.980% |
2020年 | 0.410%〜0.457% | 0.830%〜0.920% |
2019年 | 0.415%〜0.457% | 0.670%〜0.780% |
2019年〜2021年の住宅ローン金利は、超低金利状態で横這いになっています。固定金利で1.5%を割り、変動金利は0.3〜0.4%台で推移していました。
住宅ローン金利相場に強い影響のある市場金利が、低い状態で推移していたのが1つの要因です。しかし固定金利については、2022年の5月ごろから上昇し始め、2019年7月に0.720%だったものが2023年10月時点で1.540%と2倍以上になっています。
変動金利が低い金利のまま横這いなのに対して、固定金利が上昇しているのは、固定金利の基準となる金利が「10年物の国債利回り」なのも理由の一つです。
住信SBIネット銀行住宅ローンは借り換えローンもある?
住信SBIネット銀行住宅ローンでは、借り換えローンも用意しています。以下の条件に当てはまる方は、借り換えローンを利用することで、総返済額を減らせるかもしれません。
- 借り換え後の金利差が年1.0%以上
- 残りの返済期間が10年以上
- 住宅ローンの残高が1,000万円以上
まずは住信SBIネット銀行に相談してみましょう。
まとめ
「審査が厳しい」といわれる住信SBIネット銀行ですが、厳しさはほかのネット銀行とさほど変わりません。審査基準は公開されていないため一概にはいえませんが、ほかの銀行の審査に通らず住信SBIネット銀行の審査に通ったケースもあるため、住信SBIネット銀行が特別厳しいとはいえません。
住信SBIネット銀行は、ネット銀行の中でも金利が低く「スゴ団信」などの保障も手厚い商品を用意しています。手続きもインターネットで自宅からいつでも行えるため、銀行に直接足を運ぶ必要もありません。
あなたも住信SBIネット銀行の住宅ローンで、幸せな人生を形にしてください。まずは、住信SBIネット銀行のサイトで、どのようなローンプランがあるか覗いてみましょう。
◎関連記事