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今月の携帯代が払えないときの対処法!滞納した際のデメリットについても紹介

2024.04.15

携帯電話は、仕事や生活に必要なツールなので利用できなくなると、連絡や情報収集が困難になります。そのため、携帯代が払えない場合は、早めに携帯会社に相談しましょう。

支払い方法や期限の変更など、柔軟に対応してくれる場合もあります。支払いが毎月確実にできるよう、支出を見直して無駄な費用を削減することも大切です。

この記事では、どうしても携帯代が支払えない場合の対処法について解説します。

携帯代を支払えず滞納した場合の流れ

携帯代やスマホ代を滞納した場合、すぐにスマホが使えなくなったり、解約になったりするわけではなく、いくつかの段階が踏まれます。

まずは、携帯代やスマホ代を滞納してしまった後の流れを、7つの段階に分けて説明します。

  1. 遅延損害金の発生(滞納1日目)
  2. メールや電話、ハガキによる督促(滞納3~7日目)
  3. 利用停止の通知(滞納10~14日目)
  4. 携帯の利用停止(滞納15~30日目)
  5. 強制解約(滞納2~4か月目)
  6. 債権回収会社・弁護士からの取り立てが開始(滞納5か月目)
  7. 裁判に発展(滞納6か月目)

それでは詳しく見ていきましょう。

①遅延損害金の発生(滞納1日目)

携帯代やスマホ代の支払い期日を過ぎると、遅延損害金(延滞利息)が発生する可能性があります。

遅延損害金は一般的には年14.5%の利率で計算されますが、キャリアによっては支払い期日の翌日から一定期間内(例えば10〜15日以内)に支払えば、遅延損害金が免除されるケースがあります。

しかし、免除期間を超えても支払いが完了しなかった場合、遅延損害金から免れることはできません。支払い期日の翌日から支払い完了日の前日までの全期間に対して遅延損害金が課せられるのです。

遅延損害金は1日ごとに加算されていくので、早めに支払いを済ませることが重要です。

②メールや電話、ハガキによる督促(滞納3~7日目)

料金の支払いが期限内にできなかった場合、キャリアからメールや電話、ハガキなどで催促されることがあります。催促の方法や時期はキャリアによって異なりますが、だいたい料金の支払い期日から1〜2週間後です。

催促には以下の内容が含まれています。

  • 料金を払っていないこと
  • 請求されている金額
  • 支払いの期限
  • 支払いの方法、振込口座など
  • 支払いの期限までに支払いがな支払いがなければ回線を止めるということ

督促状に記載されている期限までに、指定された料金を支払えば回線は停止されません。

また、支払いを催促する書面として「催促状」と「督促状」がありますが、それぞれの意味は以下のように異なります

③利用停止の通知(滞納10~14日目)

督促状に記載された「支払期限」までに支払いをしないと、契約回線の“利用停止通知“が届きます。利用停止の通知方法は、キャリアによって異なりますが、例えば、ドコモの場合は、はがきや封書+ショートメッセージ(SMS)で送付されます。

本来の支払期限の約15日後に回線の利用が停止されることを、公式ホームページで明記しています。この利用停止通知は最後通告なので、記載の期日になっても支払いがないと、次項の回線の利用停止に至ります。

④携帯の利用停止(滞納15~30日目)

通知に記載された期日までに料金のお支払いがない場合、利用停止の対象となります。この場合、通話やインターネットなど、携帯電話のサービスを利用できなくなります。

利用停止の範囲は、キャリアによって異なりますので、詳細は通知をご確認ください。また、同一名義で複数回線を契約されている場合、他の回線も同時に利用停止となります。その場合、本人だけでなく家族の方も影響を受けますので、注意ください。

家族の方へ事前にご連絡することをおすすめします。利用停止の際は、電話やメール、インターネットなどが使えなくなります。

ただし、110番や119番などの緊急通報は可能です。利用停止から30日以内に料金を支払えば、回線は復旧します。

⑤強制解約(滞納2~4か月目)

料金の滞納が続くと、回線の利用停止だけでなくキャリアとの契約も解除される可能性があります。強制解約になると、携帯電話番号やメールアドレスを失うだけでなく友人や知人との連絡も途絶えてしまいます。

また、強制解約されたことが原因で同じキャリアで再契約することはできません。そのため、回線の利用停止になったら、すぐに滞納料金を支払って契約を維持することをおすすめします。

⑥債権回収会社・弁護士からの取り立てが開始(滞納5か月目)

強制解約された場合でも支払いを放棄できるわけではありません。滞納した料金は、債権回収会社や法律事務所から請求されることになります。

このような状況になると、TCA(一般社団法人電気通信事業者協会)やTELESA(一般社団法人テレコムサービス協会)といった不払者情報の管理団体に登録されるリスクが高まります。

滞納料金を放置しても、携帯電話会社からの支払い義務は消えません。携帯電話会社は、滞納者に対して強制解約の措置をとり、未払い料金の債権を債権回収会社に譲渡することができます。

債権回収会社は、滞納者に対して厳しい取り立てを行い、必要に応じて裁判を起こすこともあります。裁判で敗訴すれば、財産の差し押さえなどの強制執行が行われるでしょう。

強制解約された場合でも、早急に滞納料金の支払い方法を相談することが大切です。

⑦裁判に発展(滞納6か月目)

携帯代の支払いが3ヶ月以上滞っていると、裁判や差押えなどの法的措置を受ける可能性が高まります。このような事態に陥ると、裁判所から「支払督促」や「訴状」といった文書が特別送達で届くことになります。

これらの文書は、携帯電話会社などの債権者が裁判所に申し立てをした結果、発行されたものです。文書に記載された期限内に適切な対応をしないと、財産の差押えという強制執行が行われる恐れがあります。

差押えとは、債務者の財産を法的に差し押さえて、債務を強制的に回収する手続きです。差押えが行われると、財産だけでなく、周囲の人々にも滞納の事実が知られてしまうことになります。

強制執行による財産の差押えを回避する方法は大きく分けて3つあります。

  • 支払督促が届いたら2週間以内に異議申立てをする
  • 訴状が届いたら期日までに答弁書を提出して和解交渉をする
  • 弁護士に相談して債務整理をする

支払督促が届いた場合は、異議申立てをすることで強制執行が即時に行われることは防げます。訴状が届いた場合は、答弁書を作成して裁判所に送付しましょう。

答弁書は訴状への反論や分割払いの希望などを記入するものであり、和解交渉のために必要です。また、個人再生・自己破産・任意整理などの「債務整理」をすることで、強制執行を停止させることもできます。

債務整理をするには、法律の専門家である弁護士に相談して手続きを依頼することがおすすめです。

携帯代を滞納するデメリット

携帯電話料金の支払いを怠ると、重大な不利益に直面する可能性があります。強制解約されても支払い義務は消えません。

以下に携帯電話料金の滞納がもたらす不利益について詳しく説明します。

携帯代を滞納するデメリット

  • 遅延損害金が発生する
  • 信用情報に異動情報が記録される
  • 給与や預金の差し押さえが行われる
  • 新たに携帯電話を契約できない可能性がある

それでは詳しく見ていきましょう。

遅延損害金が発生する

携帯電話料金の支払いが遅れると追加で「遅延損害金(延滞利息金)」という費用がかかります。一般的に滞納した金額に対して年利14.5%の利息が発生します。

例えば、月5,000円の携帯電話料金を1年間(合計6万円)支払わなかった場合、毎月の滞納金額に対して、合計4,712円の遅延損害金が発生します。

遅延損害金は支払わない期間が長くなるほど増えていきます。そのため、携帯電話料金を支払わなかった場合には、その料金だけでなく遅延損害金も一緒に支払う必要があります。

信用情報に異動情報が記録される

滞納は携帯電話の契約や信用情報に大きな影響を及ぼし、以下のような不利益が発生することがあります。

・携帯電話の利用料金を滞納した場合

電気通信事業者協会(TCA)等のブラックリストに記録され、同協会に加盟する通信事業者との新規契約ができなくなります。

・携帯電話端末(スマートフォン等)を分割払いで購入した場合

その分割払い金を滞納した場合、信用情報機関(CICやJICCなど)の事故情報に記録され、この情報はクレジットカードやローンの審査にも影響を与えます。

信用情報機関に記録された事故情報は、一般的に5〜10年間保存されるため、その期間中はクレジットカードやローンの審査に通りにくくなります。また、未払料金を払ってもすぐに記録が消えるわけではありません。

分割払い金の滞納は経済的信用を失うだけでなく、生活や仕事にも支障をきたすことがあります。分割払い金は必ず期日までに支払うようにしましょう。

給与や預金の差し押さえが行われる

携帯代を滞納すると、強制解約だけでなく裁判や財産の差し押さえといった重大な結果にもつながります。強制解約された後も携帯代の支払い義務は残っています。

さらに、滞納を続けると裁判所から出廷を求める通知が送られてくるでしょう。裁判所で分割払いなどの支払い方法を決めることになります。

通知を無視したり、支払いを怠ったりすると財産が差し押さえられる可能性が大です。差し押さえられる財産には、銀行預金や給与も含まれ、周囲の人にも滞納の事実が知られてしまう恐れがあります。

新たに携帯電話を契約できない可能性がある

携帯の支払いを滞納すると、解約されるだけでなく、再契約も困難になります。信用情報機関にマイナスの記録が残るほか、各携帯会社は未払い者情報を共有しているためです。携帯は現代社会において必要不可欠なものです。

携帯料金を支払えなくなった際に起きる事態の重大さを十分に理解し、責任ある行動をとりましょう。

携帯代が支払えない時の対処法

携帯代が支払えない時の対処法を次に説明します。

  • 利用しているキャリアに相談する
  • 格安スマホに乗り換えする
  • クレジットカード払いに変更する
  • カードローンで一時的に立て替える
  • 携帯代以外の支払いも難しいなら債務整理を検討する

それでは詳しく見ていきましょう。

利用しているキャリアに相談する

携帯代を滞納してしまいそうな場合、まず携帯電話会社に連絡して分割払いや支払期日の延長が可能か確認しましょう。一般的には未払い料金に対してはそうした対応は難しいとされていますが、契約内容の変更や見直しを提案されることもあるかもしれません。

また、携帯代の支払いができないことが予想される場合は、携帯電話の利用を一時的に停止する手続きを行うことが可能です。これにより強制解約を避けることができます。

携帯電話番号を保持したいがすぐに支払いができない場合には、この方法を検討してみましょう。

格安スマホに乗り換えする

携帯電話の料金を安くするには格安SIMへの乗り換えが有効な方法です。格安SIMは、大手キャリアの回線を借りて提供されるサービスで、月額料金が1,000円以内のプランも多数あります。

音声通話とデータ通信が必要な方には、以下のブランドがおすすめです。

データ容量 料金
exciteモバイル 3GB 690円
LinksMate 100MB 517円
イオンモバイル 1GB 858円
IIJmio 2GB 850円
nuroモバイル 3GB
5GB
792円
990円

これらのブランドは、大手キャリアの平均月額利用料金(端末代込)6,755円に比べて、かなりお得に携帯電話を利用できます。格安SIMへの乗り換えは、携帯電話の料金を節約したい方には最適な選択肢です。

クレジットカード払いに変更する

口座引き落としではなくクレジットカード払いにすると支払期日を守りやすくなります。また、ポイントが貯まることや、支払いを1か月ほど遅らせることができることもメリットです。

クレジットカードの中には、リボ払いというオプションがあります。これは、毎月の支払額を自分で決めることができるサービスです。

予算に合わせて支払いを調整することができますが、手数料が発生します。また、利用残高をコントロールしないと、借金が増えてしまう可能性もあります。

クレジットカードの利用は計画的に行うことが必要です。

カードローンで一時的に立て替える

カードローンはお金の使い方を自由に決められる便利なサービスです。携帯代などの急な出費にも対応できます。

カードローンは契約時に利用限度額が決まりますが、返済中でも利用限度額内なら何度でも借り入れが可能です。カードローンには「銀行系」と「消費者金融系」がありますが、携帯代をすぐに支払いたい場合は消費者金融系がおすすめです。

消費者金融系のカードローンは審査時間が短く融資までの時間も早いので、急ぎの場合にも便利な契約方法が用意されています。

銀行系のカードローンは審査時間が長く、急ぐ場合には向きません。しかし、金利は消費者金融系より低いことが多いです。カードローンを選ぶときは支払いまでの期間や借りたい金額、返済計画などを考慮して、最適なものを探しましょう。

携帯代以外の支払いも難しいなら債務整理を検討する

債務が払えなくなり滞納を続けていると、自分で対処できないほど問題が大きくなります。そのような場合は、弁護士に相談しましょう。

弁護士は法律の専門家として、最適なアドバイスを提供してくれます。また、必要に応じて債務整理などの手続き代行も行ってくれるはずです。これにより、債務問題を解決するための一歩を踏み出すことができます。

携帯代の立て替えにはカードローンがおすすめ

携帯代の立て替えにおすすめのカードローンを3つ以下に紹介します。

  1. プロミス
  2. アイフル
  3. SMBCモビット

それでは詳しく見ていきましょう。

①プロミス

プロミス

金利 4.5〜17.8% 限度額 1~500万円
審査時間 最短20分 融資時間 最短20分
無利息期間 最大30日間 申込受付時間 24時間対応
担保、保証人 不要 申込対象年齢 18歳以上74歳以下
カードレス Web完結
郵送物なし バレない

プロミスはノンバンク業界で唯一、COPC認証を10年連続で取得しています。この認証は、顧客満足度や品質が国際基準を満たしていることを示すものです。

お客様サービスセンターでは、Webや電話での対応を行っており、一人ひとりのニーズに応えています。また、プロミスのアプリローンは、Web申し込み後に原則24時間365日いつでも振込融資ができる便利なサービスです。

初心者でもスマホ操作だけで簡単に借り入れや返済ができます。プロミスのアプリローンは、ダウンロード数が100万を超える人気のカードローンアプリです。

スマホで手軽にお金を借りたい方におすすめです。

最短20分で融資も可能!
プロミスの
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②アイフル

アイフル

金利 3.0~18.0% 限度額 1~800万円
審査時間 最短18分 融資時間 最短18分
無利息期間 最大30日間 申込受付時間 24時間対応
担保、保証人 不要 申込対象年齢 満20~69歳以下
カードレス Web完結
郵送物なし バレない

アイフルのキャッシングローンは、WEB申し込みから最短18分で借入金を受け取れるので、なるべく早くお金が必要な人におすすめです。
アイフルは銀行系カードローンではないため独自の審査基準で柔軟な審査を行っています。そのため、審査時間が短く、他社よりもスピーディーに融資が可能です。

また、アイフルはニーズに応えるサービスを提供しています。Web申し込みの際にオペレーターに急ぎの旨を伝えれば、審査を優先してくれることもあります。

これはアイフルの公式ホームページにも明記されています。審査が通れば、コンビニATMやアプリを使って最短10秒で借り入れが可能です。

独自の審査基準を採用!
アイフルの
お申し込みはこちら

③SMBCモビット

smbcモビット

金利 3.0~18.0% 限度額 1~800万円
審査時間 10秒簡易審査 融資時間 最短60分
無利息期間 適用なし 申込受付時間 24時間対応
担保、保証人 不要 申込対象年齢 満20~74歳
カードレス Web完結
郵送物なし バレない

SMBCモビットのWEB完結申し込みでは、原則として勤務先への電話による在籍確認を行いません。そのため、周囲に借入申し込みしたことを知られたくない方には最適です。

WEB完結申し込みに必要なのは社会保険証や給与明細などの書類で、それらをアップロードすれば在籍確認の代わりになります。電話連絡は基本的に申込者本人の携帯電話にだけかかってきます。

カードレスを選べば、自宅への郵送物もないためカードローンの利用が家族に知られません。さらに、Tポイントを返済に使えるという画期的なサービスも始まりました。

Tポイントで返済可能!
SMBCモビットの
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携帯代の滞納に関するFAQ

携帯代の滞納に関するFAQについて、以下に紹介します。

  • 滞納した料金を支払ったらいつから携帯が使えるようになる?
  • 滞納で携帯が使えなくなったらインターネットも停止される?
  • 強制解約になったらもう携帯は契約できない?

それでは詳しく見ていきましょう。

滞納した料金を支払ったらいつから携帯が使えるようになる?

回線利用停止解除の期間はキャリアによって違います。また、コンビニ支払いの場合、反映に時間がかかることがあります。

最短で30分で解除されることもありますが、翌営業日まで待つ必要があることもあります。

滞納で携帯が使えなくなったらインターネットも停止される?

携帯回線が止められたらインターネットは使えません。ただし、携帯回線が止められた場合でもインターネットに接続する方法はあります。

例えば公共の場所やカフェなどでFree Wi-Fiを利用することができますが、Free Wi-Fiはセキュリティの面で注意が必要です。自分の個人情報や重要なデータを扱うときは、VPNなどの暗号化サービスを使うことをおすすめします。

強制解約になったらもう携帯は契約できない?

携帯代を滞納するとサービスが停止されてしまう可能性があります。サービスが停止された場合、スマホは必要不可欠なものですから新たに契約しようと試みることもあるかと思います。

しかし、携帯会社は契約時に審査を行い滞納の履歴があると契約を拒否されることが多いです。滞納の情報は共有されているので、キャリアを変えたからと言って必ず契約できるとは限りません。

また、端末代を分割払いにしている場合、信用情報機関にも悪影響を与えます。格安SIMでも審査があるので必ず契約できるとは言えません。

サービスが停止されたら、プリペイドSIMなどを使うしかないこともあります。

まとめ

携帯代を滞納すると、回線が停止される可能性があります。これにより強制解約や差し押さえや信用情報の悪化などの重大な影響を及ぼすことになります。

支払いが困難な場合は早めに対策を講じることがが何よりも重要です。携帯を使い続けるためには、毎月の支払いを確実に行わなければなりません。

収入が不安定な方や他の債務で苦しんでいる方は、先ずはキャリアへ相談しましょう。また、非常時にお金が借りられるカードローンは一つの選択肢に入れることもおすすめです。

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