dカードの支払い遅れを放置するとどうなる?滞納するデメリットや危険性を解説
dカードの支払いが遅れるとすぐにカードが停止されますが、滞納し続けることでブラック入りしてしまうほか、裁判沙汰まで発展してしまう恐れがあります。
ブラック入りは信用情報に傷がついている状態なので、将来のローン契約やクレジットカードの新規発行に悪影響を及ぼしますします。
家族や職場にバレてしまうリスクもありますし、その途中でもさまざまデメリットが生じます。
実際にdカードを滞納するとどうなってしまうのか、その流れや滞納しそうな時に使える対処法を解説していきます。
目次
dカードの支払いが遅れるデメリット
dカードの支払いが遅れる大きな5つのデメリットについて解説していきます。
dカードの利用が即停止される
支払い日は毎月10日ですが、dカードの支払いが1日でも遅れると、すぐにdカードの利用が停止されます。
通常の買い物に限らず、定期での支払いや光熱費の支払いでカードを利用している場合でも、利用が停止されることで料金が支払われなくなってしまうため注意しましょう。
例えば、水道光熱費のような引き落としをdカードで行っていた場合、dカードが利用できずに支払が遅れ、電気や水道、ガスが使えなくなってしまう可能性もあります。
また、ドコモで契約しているwifiなどのほかのサービスについても利用できなくなる可能性が高いです。
信用情報に傷が付く(ブラック入り)
dカードの支払いが61日以上遅れると、個人情報信用機関に記録され、「ブラック入り」してしまいます。
信用情報機関では、銀行系、消費者金融系、クレジットカード・信販系があり、お互いの所有している金融事故情報がそれぞれで共有されていますので、どこかで信用情報に傷を付けてしまうと、すべての機関で確認されてしまいます。
情報に傷が付いてしまった場合、次にカードを作りたい時に確実に審査に落ちてしまいます。
そのため、信用情報に傷を付けないためにも、支払期日は必ず守るようにしましょう。
スマホの機種代を分割で支払えなくなる
3つ目のデメリットは、スマホの機種代を分割で支払えなくなることです。
dカードの支払いが遅れてしまうと、今後スマホの分割払いをドコモで申し込む際に、審査を通過しにくくなってしまいます。
理由は、上記で解説したように信用情報機関に傷が付いてしまうからです。
スマホは一括で支払おうとすると、購入機種によっては金額が高くなってしまうこともありますので、分割で支払えなくならないようにも、支払い遅れが無いようにしましょう。
最終的には給与や財産を差し押さえられる
dカードの支払いの延滞をさらにそのままにしていると、給料の差し押さえになる場合もあります。
dカードの支払いが遅れてから3ヶ月以上支払わなかった場合、裁判所から「訴状」や「支払督促」といった通知が送られてきます。
この通知を無視した場合、支払われていないという事実からドコモの主張が認められ、強制執行手続きが取られます。
差し押さえられるのは給与だけでなく預貯金等にもおよびます。
給与が差し押さえられてしまうと、会社から支給される収入に対し一定の割合が差し押さえられてしまうため、会社の経理担当に支払い遅れが知られてしまうでしょう。
dカードの支払いが遅れたらどうなる?流れを解説
支払いが遅れた場合、以下のような対処が取られます。
滞納翌日:カードの利用停止・遅延損害金の発生する
繰り返しになりますが、dカードは支払いが1日でも遅れた場合、すぐに利用が停止されてしまいます。
支払い日に設定されている毎月10日に支払われていないことが判明した場合、翌日にはカードが利用できません。
また、dカードでは1日でも支払いが遅れた場合、遅れた翌日から1日ごとに14.5%の年利で遅延損害金がかかります。
大手金融機関の場合、支払っていない場合は再引き落としされますが、例え再引き落としで支払った場合でも遅延損害金は支払わなければなりません。
dカードが指定する口座に遅れた金額を振り込みした際は、口座に入金されたのを確認した日を基準にして、支払う遅延損害金が決められます。
遅延損害金が請求されるのは2か月後ですので、万が一支払いが遅れてしまった場合は支払う準備をしておきましょう。
実際に支払う金額については、Web明細や利用代金明細書から確認できます。
滞納3~5日:督促の電話やハガキ(通知文)が来る
支払いが遅れてから3~5日経過している場合、催促の電話やハガキがきます。
ハガキに書かれているのは、支払いが遅れていることや支払う金額、支払いの期日および支払先などです。
利用している銀行が再引き落としに対応している場合には、そのことが書かれています。
ハガキが届いたにも関わらず、さらに支払いが遅れた場合は電話がかかってきます。
基本的に携帯電話にかかってきますが、状況次第では自宅や勤務先にかかってくる可能性もあるため、バレたくない場合は注意が必要です。
この段階では厳しい取り立てまではいきませんが、できるだけ早く支払いましょう。
滞納1ヶ月:dカードが強制解約される
支払いが遅れてから1ヶ月以上支払わなかった場合、dカードが強制解約されてしまいます。
基本的に翌月10日までに延滞分の支払いが入金されているか確認できない場合、dカードが強制解約され完全に使用ができません。
また、3週間程度支払いが遅れた場合は、ドコモ携帯が使えなくなってしまうため注意しましょう。
強制解約や携帯が使えなくなってしまった場合、定期引き落としや連絡手段がなくなるなど大きな支障になりますので、少しでも早めに支払うことが大切です。
滞納2ヵ月:信用情報に異動情報が記録される
支払い期日に支払わなかったということは、契約で結んだ約束に違反したということです。
そのため、信用度が大きく低下し信用情報に移動情報が記録されます。
金融業界において、「延滞」の定義は61日以上もしくは3ヵ月以上の滞納のため、支払いが2カ月程度遅れてしまうと、ブラックリスト入りしてしまう場合が多いです。
信用情報に異動情報が記録されることで、今後のスマホ分割払いの審査や、携帯以外のカードローン審査、住宅ローン審査などでも不利になってしまいます。
滞納3ヵ月:裁判に発展する
支払いが遅れてから3ヶ月以上経過した場合、裁判所から「訴状」や「支払督促」が特別送達と呼ばれる郵便で送られてきます。
この通知が送られてくるということは、ドコモが裁判所に申立てし、法的手続きにより支払いが遅れていることを訴えたということです。
この裁判所から送られてきた通知を無視した場合は、給与や預貯金といった財産の差し押えになる可能性が高いです。
支払督促が送られてきているにも関わらず、一定の期間内に異議を申立てない場合、支払督促が認められ、財産差し押えが強制的に執行されます。
給与差し押さえにより、会社に裁判所から通知が送られます。
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dカードの滞納を解決する対処法
dカードの支払い遅れを回避する対処法は、以下3つです。
カードローンを利用して支払う
突然の出費により支払いができないといった金銭的な理由により、支払い期日までにdカードの支払いが不可能な場合は、カードローンを利用して支払うことで、一時的に支払い遅れを免れることが可能です。
カードローンの支払いは、一括払いで利用した際は1ヶ月後になりますが、リボ払いを利用し支払いを数回にすることもできるため、お金が不足している場合の対処として使えます。
ただし、dカードの支払い分を借りる目的で使う場合は、支払いのためと目的を明確にし、余分に借りないよう注意しましょう。
初回利用から30日間無利息のプロミス
金利 | 4.5%~17.8% |
限度額 | 500万円 |
審査 | 最短15秒 |
融資 | 最短20分 |
dカードの支払い遅れを回避するために、カードローンを利用しようと思われている方におすすめなのが「プロミス」です。
プロミスでは初回の借入に限り30日まで無利息で借りることができ、スマホ1台で融資まで完結します。
プロミスでは、申し込みをWEBですべて済ませることができ、融資にかかる時間も最短20分と短いため、即日にお金を借りたい場合でも利用できます。
さらに、WEB申し込みの場合、プロミスから郵便物が届かないため、郵送物が原因で家族や同居人にバレてしまうリスクもありません。
他のカードローンサービスには、審査の際に勤務している会社に在籍確認されることもありますが、プロミスでは原則として会社に在籍確認をしないことが公式サイトで記載されているため安心です。
また、30日であれば無利息で借りられるため、dカードの支払い分を30日以内で返せる方であれば、例えお金を借りても利息を払う必要がありません。
初めての利用でも安心のアコム
金利 | 3.0%~18.0% |
限度額 | 800万円 |
審査 | 最短10秒 |
融資 | 最短20分 |
「初めてのアコム」でおなじみのアコムは、特にお金を借りるのが初めての場合にも安心して利用できます。
アコムは、複数ある消費者金融の中でも、審査承認率が比較的高いと言われているため、審査に通過できるか不安を持っている方にもおすすめです。
アコムも上記で解説したプロミスと同様に、最短20分で融資してもらえるため、少しでも早くお金が借りたい人も利用できます。
職場への電話連絡なしのSMBCモビット
金利 | 3.0%~18.0% |
限度額 | 800万円 |
審査 | 最短30分 |
融資 | 最短30分 |
SMBCモビットでは、WEB完結申込を利用すれば電話連絡なしと公式サイトに明確に記載されています。
カードローンを利用する際に、利用するか迷う原因として多いのが在籍確認により会社などにバレてしまうことです。
どんな理由で合っても、会社に消費者金融カードローンから電話がくることに対し、抵抗を感じてしまう人は多くいます。
SMBCモビットでは、「カード申込」と「WEB完結申込」で在籍確認の方法が異なります。
「カード申込」であれば、本審査の際に電話で在籍確認が実施されますが、WEB完結申込であれば、勤務先に在籍確認の電話がかかってきません。
また、郵便物も送られてこないため、電話や郵送物が原因で周囲の人にバレてしまうリスクが非常に低いです。
支払い方法を分割払い・リボ払いに変更する
万が一dカードの支払いが遅れてしまいそうな場合は、あとから分割やあとからリボを上手く使いましょう。
あとから分割とは、もともと購入時に1回払いにした商品を、あとから分割払いに変えられるサービスです。
また、あとからリボとは、もともと購入時に1回払い・2回払い・ボーナス払いにした商品を、あとからリボ払いに変えられるサービスです。
カードを利用しすぎて支払いが厳しく遅れてしまいそうな場合、このようなサービスを上手く利用し支払い遅れにならないよう工夫してみましょう。
あとから分割やあとからリボに変えるための申し込み期限については、引き落としで利用している金融機関次第で変わるため、支払いが遅れそうと感じたタイミングで、できるだけ早く連絡するのがおすすめです。
また、事前に月の出費が多くなることが予想される、その他の理由により支払いが遅れてしまう可能性がある場合は、購入時から分割払い・リボ払いを活用して調整するようにしましょう。
すでにブラックリスト入りしている場合は弁護士に相談する
分割払いが不可能な場合や、分割払いにしても支払いが困難な場合は、「債務整理」を検討してみましょう。
債務整理とは、借金を合法的に減らしたり、免除したりできる手続きです。
債務整理には任意整理と個人再生、自己破産の3種類が存在し、借金金額や債務者の収入などの状況により取るべき手続きが変わってきます。
任意整理
任意整理とは、現在滞納している支払い金額の負担を軽減させるために、支払先の会社と利息免除や分割払いの回数に関して相談し、これからの返済計画で和解し、立てた計画を基準に返済を行い、すべての金額を支払う手続きです。
しかし、任意整理手続きが有効になるのは、利息制限法で決められている利率より利息が高い場合に限ります。
個人再生
個人再生とは、債務者が裁判所に対し申し立てを行い、大きく減らされた債務を3年~5年で分割払いし、残りの金額分は免除してもらうための手続きです。
一言でいうならば、上記で解説した任意整理と、後術する自己破産の中間といったところです。
個人再生は、自己破産と違い全金額を免除にはできませんが、任意整理と比較すると、支払い金額が最大で9割減らせるため効果の大きい手続きといえます。
自己破産
自己破産とは、債務の返済ができなくなったことを申し立てることで開始される破産手続きのことです。
破産手続きには「少額管財」と「同時廃止」の2種類あります。
「少額管財」とは、免責不許可な理由の場合や所有財産が多い場合などに、通常より簡略化で行われる破産手続きのことです。
「同時廃止」とは、財産がないことや債務が増えた経緯に特に大きな問題がないと証明できた場合に、認められる自己破産のことです。
dカードの引き落としができない時の主に2つ原因
dカードの支払いが遅れる主な原因は以下2つです。
締め日・引き落し日の確認不足
1つ目の原因は、締め日・引き落し日の確認不足です。
dカードで利用した金額が締め切られる日は締め日と呼ばれ、毎月15日に設定されています。
また、利用した金額の支払い日は、締め日の次の月の10日で、事前に指定した金融機関口座から、dカードで確定した支払い金額の引落される日を指しています。
この締め日・引き落し日の確認を忘れていると、気付かぬうちに支払い遅れになっていたという問題に繋がる可能性が高いです。
dカードサイト内の会員ページやdカードの利用明細書、専用アプリから締め日や支払い日情報、その他情報が確認できるため、一度確認してみましょう。
口座の残高不足
2つ目の原因は、口座の残高不足です。
引き落としで利用している口座の残高が不足し、利用金額が引き落とされないと、当然のことですが支払いができません。
その様な場合、dカードから支払いの確認が取れていないことが記載されたメールが送られてきます。
メールには引き落とし額や遅れている分の支払い期日と支払い先などが書かれているため、支払いができる状況であれば1日でも早く支払うようにしましょう。
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dカードの支払い遅れに関するFAQ
dカードの支払い遅れに関するFAQを4つ紹介します。
dカードの支払い遅れが2回目になるとどうなる?
支払い遅れが2回目の場合は、1回目の支払い遅れよりも措置が厳しくなる可能性が高いです。
dカードの規約には、支払い遅れが多いような場合、dカードの利用を停止することが記載されています。
また、dカードにおける債務の履行を怠った場合には、解約され契約終了となる可能性があることも定められています。
支払い遅れの回数が多くなればなるほど、利用停止や解約になる確率が高くなるため注意しましょう。
dカード滞納したらどのくらいで信用情報に傷がつく?
dカードを利用していて、何らかの理由で2〜3ヶ月以上支払いが遅れた場合、その事実情報が信用情報機関に届き、事故情報として登録されてしまいます。この状態がいわゆるブラックリストに載った状態になります。
このような状況になると、携帯電話やスマートフォンの端末購入の際にも審査に通らず、分割払いでの支払いができなくなることも。
上記の状況は他のクレジットカード全般に言えることですので、支払い遅れには特に注意が必要です。
dカードの延滞料金を払ったらいつから使えるようになる?
遅れた分の支払い、延滞料金を支払った場合、支払われたことが確認できてから2営業日後に利用が再開できるようになります。
後日に行われる再引き落としや、振り込みにより支払い遅れが解消できた場合でも、利用した金額や内容次第では利用が制限される場合もありますので、できるだけ支払い遅れにならないよう注意して下さい。
dカードの支払い遅れの際の振込先は?
みずほ銀行・横浜銀行・埼玉りそな銀行・りそな銀行・三井住友銀行・三菱UFJ銀行が引き落とし先の場合、毎営業日で再引き落としされます。
再引き落としが行われるのは月末までであり、月末の最終日が休業日の月は前営業日が最終の引き落とし日になります。
締め日の10日から月末まで、多少期間に余裕はあるものの、できるだけ早く入金し対処しましょう。
また、上記の金融機関に該当しない場合は、dカードが所定する口座に振り込む必要があります。
振込先は人により違い、送られてくる通知文で振込先が指定されていますので、送られてきた通知文を確認し振り込みましょう。
dカードゴールドの支払いが遅れたらどうなる?
dカードゴールドの支払いが遅れた場合でも、通常のカードで支払いが遅れた場合の影響や手続きと変わりません。
dカードゴールドだから支払いに遅れても、ある程度許してくれるといったことは一切ありません。
支払いが遅れそうな場合に連絡する先は通常のカードと異なりますので注意しましょう。
まとめ
dカードの支払いが遅れる主な原因には、締め日・引き落し日の確認不足や口座の残高不足があります。
dカードの支払いが遅れてしまうことで、dカードの利用が停止されたり、信用情報に傷が付いてしまったりするため、支払い期日までにしっかりと支払うことが大切です。
また、支払いが遅れているにも関わらず、延滞期間が長くなってしまうと裁判や給料差し押さえに繋がり、職場の人にバレてしまうリスクなども高くなるため、遅れてしまった場合は迅速に対処するようにしましょう。
プロミスはWeb申込なら最短20分でお金を借りることができます!
初回30日間は無利息なのもポイント!30日以内に返済すれば、利息の支払いも不要です。