イオンカードは支払い遅れにどんなペナルティがある?いつまでに支払えばいい?
イオンカードの引き落としが間に合わなかった場合や、お金がなくて支払いができない場合、さまざまなペナルティが課せられます。
1日、2日程度であればそこまで多くのペナルティはありませんが、支払いが遅れれば遅れるほど大きなペナルティが課せられてしまいます。
また、支払いができないからといって、イオンカードからの連絡を無視していると後々大変なことになってしまうので気を付けましょう。
「お金を使いすぎてしまった」「貯金がなくてもどうしても払えない」などのさまざまな理由があると思いますが、支払いが遅れたとしても、きちんと支払いの意志を示すためにイオンカードからの連絡にはしっかり対応しなければいけません。
もしもイオンカードの支払いが遅れてしまった場合の払い方や課せられるペナルティ、支払いができない時の対処法などを紹介します。
目次
イオンカードの支払い遅れはいつまでに払えばいいのか
イオンカードの支払いが遅れてしまった場合、早急に支払いをする必要があります。支払い期限に間に合うようにするには、2日の前営業日までにイオンカード引き落とし口座に入金しておく必要があります。
入金が遅れてしまうとイオンカードの支払いはできず、毎月5日に再引き落としがされます。
つまり、引き落とし日にに支払いが間に合わなくても、最悪毎5日までに入金を済ませれば支払いが可能です。(5日が金融機関営業日の場合のみ)
ただし、これは登録した引き落とし口座がイオン銀行の場合のみです。
他の金融機関の銀行口座を引き落とし口座に設定している場合、再振替はありませんので、注意してください。
再引き落とし以降に支払う場合、引き落としでの支払いはできません。
銀行振込やコンビニでの支払いが必要になります。
原則として引き落とし日の変更はできない
イオンカードは支払日の変更ができません。
1時回払いやリボ払い、どの決済方法だとしても毎月2日が引き落とし日になります。
2日が土日祝などで金融機関が休業日の場合、3日以降の平日が引き落としになるということです。
引き落とし日の変更はできませんので、支払いに遅れないためには必ず入金の準備をしておく必要があります。
引き落とし日を過ぎた後にイオンカードの利用料金を支払う方法
もしも引き落とし日に支払いができなかった場合、以下の方法でイオンカードの利用料金を支払いましょう。
- イオン銀行が引き落とし先なら自動で再引き落とし
- イオン銀行以外だと振込かコンビニ払い
イオン銀行が引き落とし先なら自動で再引き落とし
イオンカードの利用料金の引き落とし口座をイオン銀行に設定している場合、毎月5日に自動で再引き落としがされます。
そのため、最悪5日までに入金を済ませておけば引き落としでの支払いは可能です。
イオン銀行以外だと振込かコンビニ払い
引き落とし口座をイオン銀行以外の金融機関の口座に設定している場合、2日の引き落とし日に間に合わなかった場合、振込かコンビニ払いで支払うことになります。
引き落とし口座から引き落としが確認できなかった場合、お支払日から数日~1週間ほどで、セブンイレブンやファミリーマートなどのコンビニで支払える「払込依頼書」が自宅に郵送されます。
「払込依頼書」が届いたら、振込依頼書に記載のあるコンビニで支払いをしてください。
また、利用料金が30万円を超える場合、コンビニでの支払いはできません。
銀行振込で支払いをする必要があるので、注意してください。
支払いの相談に関しては、イオンフィナンシャルサービス管理センターまで問い合わせしてください。
【イオンフィナンシャルサービス管理センター】
- 電話番号:0570-200-263
- 営業時間:9:00~19:00(年中無休)
イオンカードの支払い遅れで受けるペナルティ
ここからは、イオンカードの支払い遅れで受けるペナルティについて解説していきます。
イオンカードの支払いが遅れてしまうと、以下のようなペナルティを受けてしまいます。
①イオンカードが利用停止になる
イオンカードの利用料金の支払いが遅れてしまうと、使用しているイオンカードが利用停止になります。
支払いが遅れてしまうと、基本的に翌日からイオンカードが利用停止になります。
カードの利用停止は、滞納中の請求額の支払いが完了するまでです。
例えば、カードが利用停止になったとしても、次の日に支払いを済ませればすぐにカードが復活します。
ただし、入金結果が反映されるまでには3~5営業日ほどかかることが多く、支払いをしたからといってすぐにカードの利用停止が解除されるわけではありません。
スマホの料金や公共料金の支払いなどをイオンカードに設定していて、カードが利用停止になるとこれらの支払いができずに滞納してしまうことになるので、注意してください。
②延滞翌日から遅延損害金が発生する
イオンカードの支払いが遅れると、延滞と翌日から遅延損害金が発生します。
遅延損害金は、14%~20%ほどです。
遅延損害金は、滞納している利用料金の支払いが完了するまで発生してしまいます。
滞納し続けてしまうと、14%~20%の遅延損害金が一生続いてしまうので、注意してください。
なお、遅延損害金は当初の引き落とし日(2日)に引き落としができなかった時ではなく、後日郵送される「払込依頼書」の記載のある指定期限の翌日から発生する仕組みです。
支払いが遅れたとしても少しの猶予がありますが、できるだけ早めに支払いをするようにしましょう。
③イオンカードが強制的に解約される
イオンカードの支払いが2ヶ月以上遅れてしまうと、イオンカードが強制的に解約されます。イオンカードを使って支払いができないだけでなく、今まで貯めていたポイントも全て失効してしまいます。
利用停止とは異なり、強制解約になると滞納していた分の支払いが完済したとしても、カードの利用を復活することはできません。
最悪の場合イオンカード会社側でブラックリストに登録され、イオンカードを一生作れなくなってしまう可能性もあるので、注意してください。
2カ月というのはあくまでも一般的な滞納期間です。滞納歴によっては、より早く強制的に解約になってしまう可能性もあります。
④利用料金の一括返済を求められる
イオンカードの支払い遅れが発生すると、利用料金の一括返済を求められます。
イオンカードで多くの支払いをしていた場合、一括返済による負担が大きくなってしまいます。
イオンカードでは利用料金を後からリボ払いにすることができますが、一括請求がされた後からはリボ払いの変更や分割払いには一切対応できません。
一度に全額支払う必要があります。
ですが、一括返済を求められ、返済が難しい場合はすぐにカスタマーセンターに相談すれば、支払いに関する相談が可能です。
場合によっては、返済期間を伸ばしてくれるなどの対応をしてくれます。
⑤裁判に発展し財産が差し押さえられる
イオンカードの支払い遅れが続いてしまうと、最悪の場合裁判に発展する恐れもあります。
すぐに裁判に発展するわけではなく、督促や一括請求を無視し続けた場合に、債券回収手段として訴訟が起こされます。
また、裁判をする前に代理人の弁護士から連絡が来ることが多く、この時点できちんと支払いをすれば、裁判まで発展するリスクを回避できる可能性が高いです。
もしも裁判まで発展してしまうと、債務者が勝訴することはほとんどありません。
場合によっては給与の差し押さえに発展し、会社や家族に借金をしていることがバレてしまうので、注意してください。
イオンカード支払い遅れを回避する対処法
ここからは、イオンカード支払い遅れを回避する対処法について解説していきます。
①支払い遅れを分割・リボ払いに変更する
イオンカード支払い遅れを回避したいなら、支払いができないと気づいた時点で、払えない分の利用料金を分割・リボ払いに変更しましょう。
分割・リボ払いに変更できるのは、毎月の引き落とし前です。
一括払いを分割やリボ払いに変更すれば、支払いを継続できる可能性が出てくるでしょう。
支払いができない状態を作るよりも、支払いを分割して無理なく払い続けることが大事です。
②カードローンで一時的に立て替える
イオンカード支払い遅れを回避するためには、カードローンで一時的に建て替えるのも一つの方法です。
具体的には、カードローンで借りたお金をイオンカードの返済に充てるということです。
借金を借金で返済するのはあまり良くないですが、返済が滞ってしまうことで課せられる利用停止や裁判などのリスクを回避できます。
カードローンで借りたお金は必ず返済する必要がありますが、返済に猶予ができるので、その間にお金を工面すれば解決できます。
③どうしても支払えないなら債務整理を検討する
イオンカード支払いがどうしてもできない場合、債務整理を検討するのも一つの選択肢です。
債務整理をすれば、月々の返済に猶予を持たせたり、借金の支払い総額を減額したりなど、借金の負担を軽くすることができます。
債務整理には「任意整理」「個人再生」「自己破産」の3つの種類があります。
それぞれの特徴は次の通りです。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
任意整理 | ・今後の利息をカットできる ・借金完済の見通しが立つ ・手続きする業者を選べる |
・事故情報に登録される ・連帯保証人が借金を肩代わりすることになる |
個人再生 | ・借金を5分の1に圧縮できる ・住宅や車を残せる ・借金を原則3年かけて返済する |
・ブラックリストに登録される ・手続きが複雑 |
自己破産 | ・借金がどれだけ多くても返済の義務が免除となる ・財産すべてを失うわけではない |
・財産を処分する必要がある ・官報で公告される |
このように、それぞれの手続きで特徴やメリット・デメリットが異なるので、まずは専門家である弁護士に相談してみてください。
債務整理に関する相談には、無料で対応しているところも多いです。
イオンカードの支払いにはカードローンの利用がおすすめ
イオンカードの支払いにはカードローンの利用がおすすめです。
ここでは、カードローンで支払うメリットやおすすめのカードローンを紹介します。
カードローンで支払うメリット
- 即日融資を受けられる
- 使途が自由
- 手元に現金がない時に24時間いつでもお金を借りられる
プロミス、アコム、アイフルなどの消費者金融系カードローンであれば、最短即日融資に対応しています。
申込をしたその日にお金を借りられるので、イオンカードの支払いができずに悩んでいる時間もすぐに解決できるでしょう。
また、カードローンで借りたお金の使途は自由です。
イオンカードの支払いに使うのはもちろん、他のクレジットカードの支払い、家賃の引き落とし、生活費に充てることも可能です。
資金の使い道が自由な点もカードローンのメリットです。
また、契約後であれば振込やATMにて、24時間365日いつでもご利用限度額の範囲内で借入ができます。
イオンカードの支払いにおすすめのカードローン3選
イオンカードの支払いにおすすめのカードローンは、以下の3つです。
- プロミス
- アイフル
- アコム
プロミスは最短3分で即日融資可能
金利(実質年率) | 4.500%~17.800% |
---|---|
貸付限度額 | 1万円~500万円 |
無利息期間 | 30日 |
融資スピード | 最短3分 |
申込資格 | 満18歳~74歳迄で、ご本人に安定した収入がある方。パート・アルバイトの方もOK。 |
担保・保証人 | 不要 |
申込方法 | インターネット、携帯サイト、フリーコール、無人契約機 |
プロミスは審査結果がすぐに分かり、最短3分で融資を受けられるカードローンです。WEBからの申込なら24時間いつでも受け付けており、思い立った時にすぐに申込ができます。
契約後も借入・返済まで全てWEB・アプリ上で完結するため、手軽に利用できます。
最小借入額は1,000円からなので、必要に応じて必要な分だけ借入できるのも特徴です。
金利は4.5%~17.8%なので、他社よりも少ない利息で借入できます。初めての申込なら30日間利息0円なので、利息を1円も支払うことなく借入することも可能です。
アイフルは初回契約から30日間無利息
金利(実質年率) | 3.000%~18.000% |
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貸付限度額 | 1万円~800万円 |
無利息期間 | 30日 |
審査時間 | 最短18分 |
融資スピード | 最短即日融資 |
WEB完結 | 融資まで |
申込資格 | 満20歳以上の定期的な収入と返済能力を有する方で、アイフルの基準を満たす方 |
担保・保証人 | 不要 |
申込方法 | インターネット(パソコン・スマートフォン)、ご来店(自動契約機)、お電話 |
アイフルは、初回契約から30日間無利息で借りられるカードローンです。
初めての申込の場合、契約日の翌日から30日間の無利息サービスが適用されます。
契約後、無利息期間中の30日以内に完済してしまえば、利息を1円も支払うことはありません。
申込はWEB上で完結し、24時間受け付けています。
申込時に審査の一環として行われる在籍確認は必須ですが、アイフルは申込者のプライバシーに配慮し、周囲にカードローンの利用がバレないようにしてくれるので、勤務先にバレるリスクは低いです。
また、アイフルな女性専用のカードローンも用意しており、女性専用の窓口で女性スタッフによるサポートも受けられるので安心です。
アコムは初めてでも利用でも安心
金利(実質年率) | 3.000%~18.000% |
---|---|
貸付限度額 | 1万円~800万円 |
無利息期間 | 30日 |
審査時間 | 最短20分 |
融資スピード | 最短即日融資 |
WEB完結 | 融資まで |
申込資格 | 20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方で、アコムの基準を満たす方 |
担保・保証人 | 不要 |
申込方法 | インターネット(PC・モバイル)、自動契約機(むじんくん)、電話、郵送 |
アコムは三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下の安心感があり、はじめても気軽に利用しやすいカードローンです。
WEBからの申込であれば、最短20分での融資も可能なので、今すぐお金が必要な人にもおすすめです。
アコムは他の大手消費者金融のカードローンと同様に、30日間の金利0円サービスを用意しており、適用期間終了まで利息がかかることはありません。
また、利息はご利用分だけなので、早く返せば返すほど支払う利息は少なくて済みます。
返済方法もインターネット・ATMなどから自由に選ぶことができるなど、利便性の高いカードローンです。
イオンカードの支払い遅れに関するよくある質問
最後に、イオンカードの支払い遅れに関するよくある質問にまとめて回答していきます。
次のような質問に回答していきますので、参考にしてください。
イオンカードの締め日・支払い日はいつ?
イオンカードは、ショッピング・キャッシング利用分どちらも毎月10日に締め切り、翌月2日に口座引き落としとなります。
例えば、2023年11月2日に引き落としがされるのは、「2023/9/11~2023/10/10(目安)のクレジットカードご利用分」です。
2023年11月分の支払いは、11月1日までに入金を済ませておく必要があります。
イオンカードの利用料金の振込先はどうやって確認する?
イオンカードの引き落とし日に間に合わず、利用料金を振込にて支払う場合、イオンカードの利用料金の振込先はフリーダイヤルに電話をかければ分かります。
- 固定電話の場合:0120-223-212(24時間365日受け付け)
- 携帯電話・スマートフォンの場合:0570-064-750(24時間365日受け付け)
なお、暮らしのマネーサイトへログインし、「請求明細書兼ご利用明細書」からも確認できます。
イオンカードは強制解約されても再申込できる?
イオンカードは強制解約されても再申し込みは可能です。
ただし、強制解約まで至った人と再度契約するのは、イオンカード側にとってリスクが大きいです。
そのため、審査落ちになる可能性が高いです。
まとめ
イオンカードの支払いが遅れた場合、早急に支払いをする必要があります。
毎月2日に引き落としがされなかった場合、同月5日に再引き落としがされて、それでも支払いが確認できない場合は後日郵送される「払込依頼書」で振込やコンビニで支払うことなります。
何時までもイオンカードの支払いをせずにいると、利用停止や強制解約、最悪の場合裁判まで発展してしまうので、注意してください。
イオンカードの支払いができないと分かった時点で、カードローンを利用したり、弁護士に相談するなどの対策を早めに取ることが大事です。