法人向けクレジットカードおすすめ10選!メリットとデメリットや審査基準まで徹底解説
法人カードは個人カードよりも利用限度額が高く資金繰りに余裕を持てるため、法人代表者や個人事業主・フリーランスなら1枚は持っておきたいカードです。
ただ、一口に法人カードと言っても様々な種類があるので、そのカードにどんなメリット・デメリットがあるのかカードを選ぶ前に知っておきたいと考えている方も多いです。
本記事では、法人カードを作るメリットとデメリットや法人カードの審査基準、おすすめの法人カードなどについて詳しく紹介していきます。
目次
【人気の法人カード10選】設立後すぐの法人・フリーランスにもおすすめ!
ここからは、設立後すぐの法人やフリーランスにもおすすめの人気法人カード10選を紹介します。
- 三井住友カード ビジネスオーナーズ
- アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
- セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
- JCB法人カード
- 三井住友カードビジネスオーナーズゴールド
- アメリカン・エキスプレス・ビジネスカード
- JCBカードBiz
- JCBビジネスプラチナ
- オリコEX GOLD for Biz M
- freee MasterCard
それぞれの特徴やメリット、現在実施中のキャンペーン情報なども紹介していくので、法人カード選びの参考にしてください。
①三井住友カード ビジネスオーナーズ
三井住友カード ビジネスオーナーズは法人代表者・個人事業主が利用できる法人カードです。
条件付きで年会費が永年無料になり、年会費がかかるケースはほとんどないのがこのカードの大きなメリットです。
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 0.5〜1.5% |
国際ブランド | VISA、master |
利用限度額 | 〜500万円 |
発行スピード | 最短3営業日 |
国内・海外旅行傷害保険 | ・国内:なし ・海外:最高2,000万円 |
三井住友カード ビジネスオーナーズは登記簿謄本・決算書不要で申し込みできます。
一般カードは満20歳以上の会社経営者(中小企業代表者もしくは個人事業主)の方が申込可能で、本会員だけでなくパートナー会員も年会費は永年無料です。
三井住友カード ビジネスオーナーズの特徴・メリット
- 利用枠が大きい
- ポイントを使えば経費の節約ができる
- 個人カードと合わせればさらにポイント還元率アップ
三井住友カード ビジネスオーナーズは最大500万円までの利用限度額で利用額が大きいためビジネス利用には最適です。
オフィス賃料や急な設備投資などでも三井住友カード ビジネスオーナーズがあれば高額カード利用も可能です。
また、三井住友カード ビジネスオーナーズは指定の個人向けカードと2枚持ちをすれば、特定の加盟店でポイント還元率が最大1.5倍にアップするというメリットもあります。
三井住友カード ビジネスオーナーズなら請求書の支払いもカード決済が可能で、カード決済にすれば借入なしで最大約40日支払いを延長できるという恩恵を受けられるのもメリットです。
三井住友カード ビジネスオーナーズの最新キャンペーン情報
- 新規入会&ご利用でVポイント最大8,000ポイントプレゼント
②アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは中小企業経営者・個人事業主向けの法人カードです。
追加カードも1枚までメタル製で発行可能です。
年会費 | 36,300円 |
ポイント還元率 | 0.3~1.0% |
国際ブランド | americanexpress |
利用限度額 | 上限なし |
発行スピード | 1〜3週間 |
国内・海外旅行傷害保険 | ・国内旅行傷害保険:最高5,000万円 ・海外旅行傷害保険:最高1億円 |
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは基本会員が追加カード1枚ごとに利用限度額を設定できるので、従業員による使い過ぎの心配もいりません。
また、全国から厳選した約200店舗のレストランにて所定コース料理が1名分無料になる優待サービスもあります。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードの特徴・メリット
- 経費精算が楽
- 万全のトラベルサポート
- ビジネスで役立つ幅広いサービス
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは、交通費や接待費などの経費はもちろん、資材の仕入れやオフィスサプライ、通信費、公共料金など、オフィスの経費も支払い可能な点がメリットです。
さまざま出費に対応できるように一律の利用限度額がないので柔軟に利用できます。
また、接待や観光ラウンジ、ゴルフ関連サービスなどのビジネス交流に役立つ幅広いサービスを提供している点も魅力です。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードの最新キャンペーン情報
- ご入会後1年以内のカードご利用で、70,000ポイント獲得可能
③セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは初年度年会費無料でビジネスに余裕をもたらす1枚です。
年会費 | 22,000円 |
ポイント還元率 | 0.75% |
国際ブランド | americanexpress |
利用限度額 | 上限なし |
発行スピード | 3営業日 |
国内・海外旅行傷害保険 | ・国内旅行傷害保険:最高5,000万円 ・海外旅行傷害保険:最高1億円 |
支払い方法は1回だけでなく1回払い、ボーナス払い、リボ払いも可能で柔軟に支払い方法が選択できおすすめです。
支払いで貯まるポイントは永久不滅で海外なら2倍のポイントをお得に貯められます。
ビジネスサポートからグルメ、ショッピング、国内・海外出張はもちろんスポーツジムや家事などの日常使いできるものまでさまざまなジャンルの優待・特典サービスが利用できる点が大きなメリットです。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの特徴・メリット
- ビジネスに役立つメリットがたくさんある
- プラチナ会員専用のコンシェルジュサービス
- 登記簿がなくても個人与信で審査できる
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードはビジネスカードならではの様々なビジネスシーンに役立つ機能やサービスがたくさんあります。
プラチナ会員専用のコンシェルジュサービスでは、24時間365日、専任のスタッフがトラベルサポートや国内レストランのご案内・ご予約、フラワーギフト手配などを行ってくれます。
また、決算書や法人の登記簿が提出不要で個人与信のみで審査が可能なので、設立から間もない企業の代表者や個人事業主にもおすすめです。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの最新キャンペーン情報
- 初年度年会費無料
- 最大3,000円キャッシュバック
④JCB法人カード
JCB法人カードは、中小企業・個人事業主向けのスタンダードカードです。
ビジネス拡大に役立つサービスが充実しています。
年会費 | 1,375円 |
ポイント還元率 | 0.5% |
国際ブランド | JCB |
利用限度額 | ~500万円 |
発行スピード | 通常2〜3週間 |
国内・海外旅行傷害保険 | ・国内旅行傷害保険:最高3,000万円 ・海外旅行傷害保険:最高3,000万円 |
JCB法人カードは業界初サイバーリスク総合支援サービス・付帯保険がついており、トラブル発生時の電話相談サービスや専門事業者紹介サービスなどのトラブル発生時のサポートが充実しています。
JCB法人カードの特徴・メリット
- 資金繰りの改善ができる
- 出張や移動のサポートが充実
- 会計処理業務を大幅に効率化
JCB法人カードは、”請求書カード払い”を使うことでカード決済を受け付けていない取引先にもJCBカードでお支払いができおすすめです。
JCBカードで支払うことで、期日が月末の請求書の場合にも支払いを実質的に約40日先延ばしすることができます。
また、ETCカードを無料で複数枚発行できたり旅行保険がついているため出張時も安心です。
法人カードの利用明細データと会計ソフトのデータを連携すれば、「MyJCB外部接続サービス」によりセキュアな環境でカードの利用明細データをクラウド会計ソフトに取り込むこともメリットの一つです。
JCB法人カードの最新キャンペーン情報
- インターネット限定新規入会キャンペーン
新規入会&ご利用で最大20,000円分のJCBギフトカードプレゼント - 使用者追加キャンペーン
従業員向け「使用者カード」のお申し込みでJCBギフトカード最大9,000円分プレゼント
⑤三井住友カードビジネスオーナーズゴールド
三井住友カードビジネスオーナーズゴールドは、充実のサービスであなたのビジネスを力強くサポートしてくれるおすすめの法人カードです。
年間100万円以上の利用で翌年以降の年会費は永年無料、毎年1万ポイントが還元されます。
年会費 | 5,500円 |
ポイント還元率 | 0.5〜1.5% |
国際ブランド | VISA |
利用限度額 | 〜500万円 |
発行スピード | 1週間程度 |
国内・海外旅行傷害保険 | ・国内旅行傷害保険:最高2,000万円 ・海外旅行傷害保険:最高2,000万円 |
決算書や登記簿謄本は不要で個人の与信で審査を行います。
利用履歴・明細はカード毎に見れるから管理が簡単で「Vpassアプリ」を使えばプライベート用のカードとまとめて管理できる点が大きなメリットです。
三井住友カードビジネスオーナーズゴールドの特徴・メリット
- 最大1.5%のポイント還元率
- カード利用枠は最大500万円
- ゴールドならではの充実した特典
三井住友カードビジネスオーナーズゴールドはAmazonやETC、ANA、JALの利用で最大1.5%のポイント還元になります。
カード利用枠は最大500万円で急な設備投資や大量の仕入れにも対応できます。
また、年間100万円の利用で毎年1万ポイント還元や国内空港ラウンジサービスが無料で利用できるなどのゴールド会員ならではの充実したサービスも魅力的なおすすめポイントです。
三井住友カードビジネスオーナーズゴールドの最新キャンペーン情報
- 新規入会&ご利用でVポイント最大10,000ポイントプレゼント
⑥アメリカン・エキスプレス・ビジネスカード
アメリカン・エキスプレス・ビジネスカードは、ビジネス仕様のアメリカン・エキスプレスで基本会員様だけが追加カード毎のご利用限度額を設定可能です。
さらに、経費精算のみでポイントが貯まり、貯まったポイントを使えば経費削減にも繋げられます。
年会費 | 13,200円 |
ポイント還元率 | 0.3~1.0% |
国際ブランド | americanexpress |
利用限度額 | 上限なし |
発行スピード | カード到着まで5週間程度 |
国内・海外旅行傷害保険 | ・国内旅行傷害保険:最高5,000万円 ・海外旅行傷害保険:最高5,000万円 |
アメリカン・エキスプレス・ビジネスカードは法人カードならではの業務効率を加速させる充実したサービスが魅力です。
日々の経費処理はもちろんビジネスカードを使えばビジネス環境や福利厚生、業務効率を向上させることも可能です。
アメリカン・エキスプレス・ビジネスカードの特徴・メリット
- 充実したトラベルサポート
- 貯まったポイントはマイルに交換可能
- ステータスが高く経営者におすすめ
JALオンラインなら国内線をご搭乗の直前まで予約・変更・キャンセルできたり、面倒な手続き不要で最高5,000万円まで補償してくれる旅行傷害保険があります。
また、フライトまで空港ラウンジでゆったりと過ごすこともでき、同伴者1名までなら無料で使えおすすめです。
他にも、ビジネスに活用できるアイテムへの交換やマイルへの移行、お支払いにポイントが使えるので、経費の削減にも期待できる点が大きなメリットでしょう。
アメリカン・エキスプレス・ビジネスカードはステータスが高いカードとしても知られているので経営者には特におすすめです。
アメリカン・エキスプレス・ビジネスカードの最新キャンペーン情報
- ご入会後4ヵ月以内のカードご利用で35,000ポイント獲得可能
お申し込みはこちら
⑦JCBカードBiz
JCBカードBizは、法人会員向けサービスが付帯していながら法人の本人確認書類不要で申し込みができるおすすめの法人カードです。
個人カード感覚で利用でき、QUICPayやApple Pay、Google Payも利用できるのでスマートなキャッシュレス決済が叶います。
年会費 | 1,375円 |
ポイント還元率 | 0.47%~1.49% |
国際ブランド | JCB |
利用限度額 | 10万円~100万円 |
発行スピード | 最短5分 |
国内・海外旅行傷害保険 | ・国内旅行傷害保険:最高3,000万円 ・海外旅行傷害保険:最高3,000万円 |
請求書カード払いを使えばカード決済を受け付けていない取引先にもJCBカードで支払いが可能です。
これにより、期日が月末の請求書の場合は支払いを実質的に約40日先延ばしできるので資金繰りにも役立ちます。
JCBカードBizの特徴・メリット
- 業界初のサイバーリスク総合支援サービス・保険付帯
- 最短5分発行
- 会計ソフトへの取り込みで業務効率化
JCBカードBizでは手口が巧妙化しているサイバーリスクを総合的に支援するサービスや保険付帯があります。
トラブル発生時の電話相談サービスやサイバーリスク保険で万が一の時でも安心です。
さらに、モバイル即時入会サービス(モバ即)から入会すれば審査完了後すぐにカード番号を確認できるので、最短5分後にはカード決済も可能です。
JCBカードの利用明細データは弥生・freee・ソリマチの会計ソフトに取り込むことができるので業務効率化にも役立ちます。
JCBカードBizの最新キャンペーン情報
- インターネット限定 新規入会キャンペーン
最大20,000円分のAmazonギフト券(Eメールタイプ)プレゼント&初年度年会費無料
⑧JCBビジネスプラチナ
JCBビジネスプラチナは経費管理・業務効率化に優れた最上級の法人向けカードです。
ETCカードは年会費無料で複数枚発行できるので社用車を多数利用している企業にもおすすめです。
年会費 | 33,000円 |
ポイント還元率 | 0.5% |
国際ブランド | JCB |
利用限度額 | 150万円~ |
発行スピード | 2~3週間 |
国内・海外旅行傷害保険 | ・国内旅行傷害保険:最高1億円 ・海外旅行傷害保険:最高1億円 |
JCBビジネスプラチナは経営者、個人事業主向けの法人カードで、年会費がかかるというデメリットはありますが、JCBビジネスプラチナカードを利用して経費の支払いを一本化すれば支払手数料の削減や交通費、接待費などの経費の仮払いも無くなりおすすめです。
さらに、ポイントアップモールの「Oki Dokiランド」を経由してショッピングするだけでポイントが最大20倍になるなど、ポイントを貯めやすい法人カードでもあります。
JCBビジネスプラチナの特徴・メリット
- プラチナカードならではの特別なサービス
- 最高1億円の旅行傷害保険
- 24時間365日対応のコンシェルジュサービス
JCBビジネスプラチナでは最上級クラスのプラチナカードならではの特別なサービスを用意しています。
「プラチナ・コンシェルジュデスク」では、国内・海外ホテル、航空券の手配などの旅行に関するサポートやエンターテインメントに関する相談ができます。
「プライオリティ・パス」では、世界148の国や地域、600を超える都市にある約1,300ヵ所以上の空港ラウンジ等を無料で利用可能です。
また、最高1億円の海外・国内旅行傷害保険も付帯されているので万が一の事故・病気による損害が出ても安心です。
JCBビジネスプラチナの最新キャンペーン情報
- インターネット限定新規入会キャンペーン
新規入会&ご利用で最大30,000円分のJCBギフトカードプレゼント - 使用者追加キャンペーン
従業員向け「使用者カード」のお申し込みでJCBギフトカード最大9,000円分プレゼント
⑨オリコEX GOLD for Biz M
オリコEX GOLD for Biz Mはメンバーズカードを年会費無料で3枚まで発行可能で、MastercardビジネスアシストまたはVisaビジネスオファー付帯のゴールドビジネスカードです。
年会費 | 2,200円 |
ポイント還元率 | 0.6% |
国際ブランド | VISA、master |
利用限度額 | 10〜300万円 |
発行スピード | 約3週間 |
国内・海外旅行傷害保険 | ・国内:最高1,000万円 ・海外:最高2,000万円 |
カードショッピング1,000円につき1スマイルが貯まり、さらにEX Gold for Biz会員なら20%ずつ加算されていくのでポイントを貯めやすいです。
支払いはタッチ決済にも対応しているのでスピーディな決済ができるのもメリットですね。
オリコEX GOLD for Biz Mの特徴・メリット
- 充実した付帯サービス
- 出張時や外出時に役立つ保険
- 福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」をオリコ優待価格にて提供
オリコEX GOLD for Biz Mはビジネスニーズに応えるさまざまサービスが充実しています。
例えば、国内・海外の出張時や旅行で使える高級レストランの優待や、福利厚生プログラムや経理システム、日本企業海外進出サポートなどのビジネスシーンで利用できるサービスがおすすめです。
また、福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」をオリコ優待価格にて提供しているので、低コストで福利厚生制度を導入できる点もメリットと言えるでしょう。
オリコEX GOLD for Biz Mの最新キャンペーン情報
- 新規入会キャンペーン
7,000オリコポイントをプレゼント
⑩freee MasterCard
freee MasterCardは年会費無料の法人カードです。手続きはWeb完結で本人確認書類だけで審査が可能な点がメリットです。
そのため設立から間もない法人企業にもおすすめです。
年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.30%~0.60% |
国際ブランド | Mastercard |
利用限度額 | 10〜500万円 |
発行スピード | 最短3営業日 |
国内・海外旅行傷害保険 | - |
freee MasterCardはカード会社と共同開発した事業特化のクレジットカードで、最低限度額の引き上げやかんたんな申し込み手続き、会計ソフト優待、税理士紹介など、事業者に嬉しいオリジナルの機能や特典を利用できます。
高い限度額で資金繰りを改善しつつ早期成長を目指す事業者や個人事業主のメインカードにおすすめです。
freee MasterCardの特徴・メリット
- 設立直後でも使える
- 最短3営業日発行
- freee限定の特典
freee MasterCardは設立後間もない企業や事業所得の少ない企業、個人事業主でも審査が可能です。
法人口座がまだない場合でもコンビニ払いにすれば申し込みも可能です。
実際に他のカード会社で作れなかった個人事業主でも発行できた事例もあります。
また、freee MasterCardはWeb申し込み後最短3営業日後にはカードが届きます。
しかも、口座振替用紙はカード発行後でもOKなので手間がかかりません。
すぐにでも法人カードを発行して使いたい人にもおすすめです。
さらに、freee連動で経理の効率化、freeeカード限定の特典に加え、freee利用者なら最低限度額設定が有利になるというメリットもあります。
freee MasterCardの最新キャンペーン情報
- 新規お申し込み完了後、翌月末までに30,000円(税込)ご利用で5,000円分のAmazonギフトカードをプレゼント
法人カードを作るメリットとデメリット
ここでは、法人カードを作るメリットとデメリットを紹介していきます。
法人カードを作るメリット
法人カードを作るメリットは、以下のようなものが挙げられます。
経費精算が楽になる
法人カードを使えば経費精算がシンプルになりキャッシュフローが明確になります。
例えば、出張費用や接待費用などを全て法人カードで支払ってしまえば従業員による立て替えをする必要もなく、経費精算業務が大幅に軽減されるメリットがあります。
法人代表者だけでなく、個人事業主の場合も同様にプライベートの出費と事業でかかる経費を分けて精算していれば確定申告も楽になるでしょう。
クレジットカードの明細を見れば明細書を一発で確認できる経費清算システムを使用しているなら、法人カード1枚を取り込むことでストレスなく経費計上ができるようになります。
経費削減にもなる
法人カードを活用することで経費を削減することも可能です。
例えば、オフィス賃料や諸経費などの支払い法人カードでの支払いにすることで、振込での支払いにかかる振込手数料がかからなくなるため手数料の削減になるでしょう。また、経費の支払いを法人カードでの支払いに集約することで、一括で管理できて手間や時間が省けます。
他にも、法人カードに付帯する旅行保険を利用することで出張時の保険料の削減も可能です。
さらに、特典を有効に活用できる法人カードを選ぶことで、優待価格を利用して接待ができ接待費の削減や福利厚生の一環として優待サービスを利用するといった福利厚生にかかる費用の削減も可能です。
ポイントやマイルが貯まる
法人カードは個人カードと同様にポイント還元や旅行付帯保険などのさまざまな特典や付帯サービスがあります。
オフィス賃料や公共料金の支払いをしているだけでもお得にポイントが貯まるので、経営者であれば1枚は法人カードを持っておきたいところです。
また、法人カードにはカードのランクに応じてコンシェルジュサービスや空港ラウンジサービスなど魅力的な付帯サービスもあります。
コンシェルジュサービスではレストランの予約や旅行プランの相談までいつでも気軽にできるので、商談や出張などさまざま場面で活躍すること間違いなしです。
引き落としを1ヶ月遅らせられる
法人カードで支払いを済ませると、法人カードの利用料金の請求は翌月以降になるため実際の支払いを1ヶ月ほど遅らせることができます。
法人カードは、ビジネス上のあらゆる経費の支払いに使え限度額も個人カードと比べてもかなり大きいので、オフィス賃料や毎月の諸経費などもまとめて支払えます。また、税金も法人カードでの支払いが可能です。
このように、さまざまな経費を法人カードで支払えば実際に口座から引き落とされるまでに時間的な猶予を持たせることができます。
引き落としが1ヶ月ほど遅れることで現金が銀行口座に残りやすくなりキャッシュフローの安定につながります。
法人カードを作るデメリット
法人カードを作るデメリットは、以下のようなものが挙げられます。
不正利用される可能性がある
法人カードの利用だけに限ったことではないですが、法人カードを複数追加し社員に持たせることで紛失や盗難などによる不正利用のリスクが高くなります。
また、最近では会社の備品や消耗品をネットで購入することも多く、ネットショッピングによるカード番号漏洩のリスクもあります。
利用明細をこまめに確認することにより不正利用を早々に発見することが重要です。また、紛失や盗難、不正利用がいつ起こってもすぐに対処できるようにクレジットカードの補償内容を確認しておきましょう。
このように、法人カードを社員に持たせる際は注意が必要でデメリットになることもあります。
一般カードと比べるとポイント還元率が低い
法人カードは一般カードと比べるとポイント還元率が低いというデメリットもあります。
極端にポイント還元率が低いというわけではないですが、ポイント還元を期待している人にとってはデメリットと感じてしまうでしょう。
ですが、法人カードを使わないよりはポイントのお得さが異なるので持っていて損はないカードとも言えるでしょう。
審査に必ず通るとは限らない
法人カードは通常の個人のクレジットカードに比べ審査のハードルが高く必ず審査に通るとは限りません。
法人カードを申込む場合、本人や法人の経営者個人の信用情報も審査に影響を及ぼすことが理由の一つといえます。
本人や経営者個人がクレジットカードやカードローンの滞納をしていたり、公共料金の支払いを延滞していると法人カードの審査に通るのは難しいでしょう。
また、法人カードの利用限度額が個人のカードに比べ高く設定できる面も審査基準に影響している可能性があります。
法人カードの審査は厳しい?審査に落ちるパターン
法人カードはフリーランスや設立後間もない企業でも審査に通る可能性はありますが、クレジットカード会社によっては独自の審査基準を設けていることもあります。
ここでは、法人カードの審査難易度と法人カードの審査に落ちる理由、審査に通りやすくするためのポイントなどを紹介していきます。
法人カードの審査難易度
法人カードの審査は一般カードと比べても難易度は高いと言われています。ですが、法人カードの審査通過には黒字決算が必ずしも必須というわけではありません。
赤字が続いてるからといって審査落ちになるわけではありません。どのクレジットカード会社も審査基準は非公開で「この基準を満たせば必ず審査に通る」という明確な基準はありません。
例えば、個人与信カードなら法人の設立や利益は一切関係なく個人信用情報のみで法人カードが審査されます。クレジットカードによっては申込時に決算書の提出を求められない場合もあります。
ただし、法人カードの審査では基本的に会社の設立年数や業歴は非常に重要な審査ポイントです。一般的には、設立から年数が長い法人の方が信頼度が高く法人カードの審査で有利になる可能性があります。
三井住友カード ビジネスオーナーズでは以下のように記載されています。
ビジネスカードは申し込み時に前期、前々期と当期見込みの業績を記載していただく必要がございます。また、会社設立1年未満の場合は、お電話で事業内容等の詳細をお聞きする場合がございます。ビジネスオーナーズは法人代表者の情報のみでお申し込みいただけますので、設立して間もない会社の場合はビジネスオーナーズのお申し込みをおすすめいたします。
法人カードの審査落ちによくある原因
法人カードの審査に落ちる理由はさまざま理由が挙げられます。
代表的な審査落ちの理由は以下の通りです。
- 事業年数が短い
- 会社の売上が低い
- 代表者の与信が低い
- 過去の滞納歴がある
- 書類の記載ミスや記入漏れ
法人カードに申し込みをする人は個人事業主や起業後すぐや設立して1年未満で申し込みをすることが多いです。
会社設立直後は資金繰りが上手くいかずに法人カードを検討する人が多いのですが、審査落ちする可能性が高いというデメリットも頭に入れておきましょう。
もちろん設立後すぐでも作れる法人カードはありますが、基本的に設立年数が長い方がクレジットカードの審査に有利です。また、法人カードの審査では売上などの財務状況も重要な審査ポイントです。
一般的には売上高や最終利益が高い方が有利です。逆に倒産寸前や手形の不渡り履歴のある法人では財務状況が悪いと判断されて審査落ちになる可能性があります。
法人カードの審査落ちをしたくない人は、以下で説明するポイントを参考にしてください。
法人カードの審査に通りやすくするためのポイント
法人カードを作るなら審査落ちしたくないですよね。
また、もしも審査落ちしてしまうとその後の資金繰りが難しくなります。そうなると会社の経営が難しくなってしまう可能性もあり、法人カードを申込むことがデメリットになることも。
そこで、ここでは法人カードの審査に通りやすくするためのポイントを紹介します。
- 固定電話回線を引く
- ホームページを作る
- 個人のクレジットカードの遅延にも注意する
- 法人名義の口座を作る
固定電話回線を引く
法人カードの審査では法人の事業実態を調べるため固定電話があった方が審査で有利です。金融庁では法人カードの発行に厳格な審査を行うことを求めています。これは詐欺や違法な使用を防ぐためです。
最近は固定電話を持たずに「050番号」などのIP電話を持つ会社も増えていますが、法人カードの審査に通りたいなら固定電話を設置しておきましょう。
固定電話を設置すれば電話加入権を持っている会社であることを客観的に証明できるので、審査で有利になる可能性が高いです。
ホームページを作る
現在企業のホームページを持っていないなら法人カードを作る前にホームページを作って置くのも大事です。特に設立後間もない会社であれば、その会社がどんな事業内容を提供しているのか実態を掴むのが難しいです。
ホームページがあれば事業の実態が分かるだけでなく会社の信頼度も高められます。
個人のクレジットカードの遅延にも注意する
法人カードは会社の実態だけでなく代表者の個人信用情報も審査基準に影響してしまいます。個人用のクレジットカードの支払い遅延や借金など信用情報に傷が付いていると法人カードを作るのは難しいです。
個人のクレジットカードの利用状況によっては審査で不利になってしまうので注意してください。
法人名義の口座を作る
法人カードの申し込み前に法人名義の口座を作っておくこともポイントです。法人口座は誰でも作れるものではないので、法人名義の口座を持っているだけでも信用度を証明できます。
審査で有利に進めたいなら事前に法人口座を作っておきましょう。
法人カードに関するよくある質問
最後に、法人カードに関するよくある質問にまとめて回答していきます。
次のような質問に回答していきますので、参考にしてください。
- 法人カードの審査では何が見られる?
- 永年年会費無料のおすすめ法人カードはどれ?
- 法人カードを持つメリットは?
- 法人カードは誰でも使える?
- 法人カードの使い方は?
- 法人カードのポイントは誰のもの?
- 法人カードは従業員なら誰でも使える?
法人カードの審査では何が見られる?
法人カードの審査では主に事業年数・財務状況・代表者の信用情報の3つが見られます。
事業年数や財務状況が良いほうが審査で有利に進められます。
永年年会費無料のおすすめ法人カードはどれ?
永年年会費無料のおすすめの法人カードは「三井住友カード ビジネスオーナーズ」です。
三井住友カード ビジネスオーナーズは、法人代表者、個人事業主の方向けの法人カードで、充実のサービスで経営者のあらゆるビジネスシーンをサポートしてくれるおすすめのカードです。
法人カードを持つメリットは?
法人カードを持つメリットは以下のようなものが挙げられます。
- 経費精算が楽になる
- 経費削減にもなる
- お得な付帯サービスが得られる
- 資金繰りに余裕を持てる
法人カードは誰でも使える?
法人カードは代表者本人が申し込みをするため法人代表者・個人事業主以外の利用は認められていません。
しかし、追加カードを申し込めば従業員や家族が法人カードを使うことも可能です。
法人カードの使い方は?
法人カードは通常の一般クレジットカードと使い方は変わりません。
法人カードのポイントは誰のもの?
法人カードを個人事業主や法人の代表者が「個人」として契約している場合は貯まったポイントは「個人」のものとなります。しかし、「法人」として契約している場合は貯まったポイントは法人のものになります。
そのためポイントを個人のものとして利用することはできません。
追加カードとして従業員が持っているカードで貯まったポイントも法人のものになるため注意しましょう。
法人カードは従業員なら誰でも使える?
法人カードは使用する本人の名義で発行されます。そのため、名義人本人以外は利用できません。
法人カードとはそもそも企業に対して発行しているわけではなく、その企業に属している個人に対して発行されています。そのため、名義は個人名となりその名義人のみが利用できるのです。
まとめ
法人カードは経費処理の効率化はもちろん、経費削減、資金繰りの活用などにも役立ちつことから会社経営者、個人事業主なら1枚は持っておきたい法人カードですが、法人向けや個人向けなど様々な種類があり、それぞれにメリット・デメリットが存在します。
また、法人カードの発行には審査があるため、会社や自分の状況に合わせて申し込みをするカードを選ぶ必要がある点には注意が必要です。
特典や受けられるサービスの内容にも注目しながら、自分にぴったりな法人カードを見つけてビジネスをさらに加速させましょう。