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ANAカードを選ぶ際のポイントは?おすすめカード8選やメリット・デメリットなどを解説!

2023.12.04

出張や旅行などで飛行機での移動をする機会が多い人は、移動飛距離によってポイントが付与されるマイレージサービスを受けている人もいると思います。

そのような人におすすめなのが、通常の利用で貯まるポイントとマイルの両方に対応しているクレジットカードです。

今回は、大手航空会社であるANAが発行しているANAカードについて、カードの選び方のポイントやメリット・デメリット、おすすめANAカードランキングを中心に紹介していきます。

マイルの貯まるクレジットカードを所有しようかどうか検討している人、どのANAカードを選べばいいのか考えている人は、今回の記事を参考にしてもらえたら幸いです。

ANAカードの選び方

数多くあるANAカードのなかから自分に適したANAカードを見つけるためには、以下のポイントを押さえることが大事です。

  • 自分が最もカードに求めているものは何か
  • それに答えてくれる特徴をそのカードは持っているか

上記のポイントをはっきりさせておくと、スムーズにANAカード探しを進めることが可能です。では、ANAカードを選ぶ際に押さえておくべきポイントとは何か、以下より説明します。

マイルの貯まりやすさで選ぶ

航空会社が提供しているマイレージサービスで付与されるポイントであるマイルは、以下の方法で取得できます。

  • 飛行機の利用
  • クレジットカード利用で付与されるポイントをマイルに交換

飛行機の利用は飛距離の長さ・利用クラスの料金によってマイル付与が決定される仕組みです。

また、普段のクレジットカード利用・ポイントサイトで得たポイントも、マイルに変換できます。ANAカード利用者のなかには、飛行機の利用をせずにマイルを貯める人も珍しくありません。

ANAクレジットカードは、基本的に200円利用につき1ポイントが貯まり、保有したポイントは1ポイント=1マイルという扱いになります。マイルが貯まりやすいANAカードは、以下の通りです。

カード名 マイル還元率 1,000円使ったら貯まるマイル
ANAワイドゴールドカード 1.0%~2.0% 5〜10マイル
ANAダイナースカード 1.0% 5マイル
ソラチカカード 0.5~1.00% 2〜5マイル

マイルを少しでも多く貯めたい人は、上記のカードがおすすめです。

キャンペーンのお得さで選ぶ

ANAカードシリーズは、新規会員をメインとしたお得なキャンペーンが多数実施されているのが特徴です。各キャンペーンに応募すれば、マイルが無料でプレゼントされます。

キャンペーンのお得さにこだわる人は、どのカードがどんなキャンペーンを開催しているか、確認・比較をすることが大事です。

2023年11月現在、開催中のおすすめキャンペーンとその対象カードは、以下の通りです。

カード名 キャンペーン内容
ANA JCBカード 新規入会&各種条件達成で、合計108,00マイルもらえる(2024年2月29日まで)
ANA VISA・マスターカード スマホのタッチ決済利用で20%キャッシュバック(2023年12月15日まで)
ANAダイナースカード​​ 利用条件達成で最大128,000マイルもらえる(2024年3月13日まで)

キャンペーンは基本的に期間限定なので、期間内に申し込むことをお勧めします。

補償・特典サービスの内容で選ぶ

ANAカードシリーズの付帯保険には、以下の種類があります。

  • 海外旅行保険
  • 国内旅行保険
  • ショッピング保険(国内・国外)

保険の補償内容はカードのランクによって異なり、ランクによって補償の限度額・付帯保険の有無など違いがあります

どのカードにどのような保険が付帯されているのか、しっかりと確認することが大事です。

また、ANAカードシリーズには、以下のような特典があります。

  • 年会費・初年度無料
  • プレミアムメンバーサービス(ラウンジ利用無料、予約優先など)
  • ファミリーマイル(家族それぞれが貯めたマイルを合算できるサービス)
  • 会員優待割引

特典もカードの種類によって内容が異なります。ANAカードのなかでおすすめの特典があるカードは、以下の3種類です。

カード名 特典内容
ANA JCB カード ZERO​​ 入会後5年間は年会費無料​​(18~29歳の社会人限定​​)
ANA VISA Suicaカード​​ ・Suicaオートチャージ・利用時にマイルが貯まる
・新規入会時と継続時にボーナス1,000マイルをプレゼント
ANAワイドゴールドカード ・ラウンジ利用が無料
・免税店が割引
・提携ホテルで朝食やドリンクがサービス

特典が充実しているほど、カードのランクはアップしますが、特典にこだわりたい人は特典内容をチェックすることが大事です。

おすすめのANAカードランキング8選

ANAカードは、学生カードを含めると数種類に分類され、それぞれがさらに細分化されます。

そのため、初めてANAカードを所有しようと検討している人は、どれを選んでいいのか迷ってしまうケースが少なくありません。

そこで、次より当記事が厳選したおすすめのANAカードを8枚に絞って紹介していきます。

ANA JCB 一般カード

ana jcb

年会費 初年度:無料
2年目以降:2,200円​​
国際ブランド JCB
ポイント還元率 0.5%~1.0%(ポイント名「OkiDokiポイント​​」)
マイル還元率 0.5%~1.5%
付帯保険 海外旅行保険
ショッピングガード保険(海外・国内対象)
発行スピード 最短5営業日
公式サイトURL https://www.jcb.co.jp/ordercard/teikei/ana_card.html

おすすめポイント

  • マイルが貯まりやすい
  • 年会費がかからない
  • ショッピング保険がある

ANA JCB 一般カードは、マイルが貯まりやすいのがメリットです。

JCB加盟店での買い物に加えて、公共料金の支払いもマイル付与対象となるので、普段の生活でマイルが自然に貯まります。

また、数多いANAカードのなかで年会費が最も安く、初年度年会費は無料、翌年からもわずか2,200円しかかかりません

海外旅行保険だけでなく、ショッピング保険が任意で用意されており、補償は国内だけでなく海外でのショッピングも対象なので、海外の買い物で何かトラブルがあっても心配いりません。

\旅行好きには特におすすめ!/

ANA VISAカード(一般カード)

ana visa

年会費 初年度:無料
2年目以降:2,200円
国際ブランド visa・master card
ポイント還元率 0.5%(Vポイント)
マイル還元率 最大1%
付帯保険 海外旅行保険
発行スピード 最短3営業日
公式サイトURL https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/anacard/

おすすめポイント

  • カード入会および継続時に1000マイルが付与
  • 付帯保険あり
  • カード発行スピードが早い

ANAカードシリーズの中で最もオーソドックスなタイプが、ANAカード(一般)です。

ANAカードのメリットは、マイルのボーナス特典があることが挙げられます。ボーナス内容は、カード入会時・カード継続時の1,000マイルプレゼントです。マイルを貯めたい人には嬉しいボーナス内容です。

年会費の安さ(初年度は無料)に対して、しっかりと付帯保険もあります。補償対象は海外旅行のみですが、海外へ行く機会が多い人は安心です。

また、発行スピードが早いのもANAカードのメリットです。他のカードは発行までに2週間ほどかかる場合もありますが、ANAカードは最短3営業日ですぐにカードを入手できます。

ANA アメリカン・エキスプレス・カード(一般)

ANAアメリカン・エキスプレス・カード

年会費 7,700円
国際ブランド アメリカン・エキスプレス
ポイント還元率 1.0%(ポイント名:メンバーシップ・リワード​​)
マイル還元率 最大1.0%
付帯保険 海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険
発行スピード 最短1週間
公式サイトURL https://www.americanexpress.com/jp/credit-cards/ana-classic-card/

おすすめポイント

  • 特典が多い
  • 審査に柔軟に対応
  • 空港ラウンジの利用が無料

ANAとアメリカンエキスプレスが提携して発行しているカードが、ANAアメリカン・エキスプレスカードです。

このカードは特典が多くキャンペーンの開催頻度も高いために、マイルが貯めやすいといえます。特典によっては最大23,000マイルのプレゼントもあるので、おすすめです。

また、独自の審査基準を設けており、厳しいといわれているクレジットカード審査においては柔軟に対応してくれます。

債務整理の履歴があっても現在の返済能力に問題がなければ審査通過も不可能ではありません。

空港ラウンジ利用の際、カードを提示すればカード所持者&同伴者1名までは無料となります。

ANA JCB ワイドカード

年会費 7,975円
国際ブランド JCB
ポイント還元率 1.00%
マイル還元率 最大1.075%
付帯保険 海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険
航空機遅延補償
発行スピード 最短5営業日
公式サイトURL https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/anacard/ichiran/?cat=03

おすすめポイント

  • ボーナスマイルあり
  • マイル移行を2倍でできる
  • 保険の補償金額が高い

ANAとJCBの提携カードがANA JCBワイドカードです。ANA JCB一般カードよりワンランクアップしたカード​​のため、機能性もランクが上がっています。

このカードのメリットは、ANA運航便の利用時にカード払いをすれば25%のボーナスマイルが付与される点です。期間限定ではないので搭乗するたびに25%加算されます。

また、通常のカード利用で得たポイントをマイルに移行する際、手数料を支払えばマイルを2倍にできることもメリットです。1ポイント10マイルで移行となります。

保険の補償金も、海外。国内旅行の補償金は5,000万円、ショッピング補償は100万円と高額です。

ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード

ANAアメリカンエキスプレスゴールドカード

年会費 初年度:34,100円
2年目以降:34,100円
国際ブランド アメリカン・エキスプレス
ポイント還元率 0.3%~1.0%
マイル還元率 1.0%
付帯保険 国内旅行保険
海外旅行保険
発行スピード 最短1週間
公式サイトURL https://www.americanexpress.com/jp/credit-cards/ana-gold-card/

おすすめポイント

  • 入会特典がある
  • トラベルサービスが受けられる
  • キャンセルの補償あり

ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールドカードのメリットは、豪華な入会特典があることです。条件さえクリアすれば68,000マイルがプレゼントされます。

また、空港ラウンジ利用以外にトラベルサービスが用意されているのも、このカードの特徴です。荷物無料配送・エアポート送迎サービスなどが用意されているので、旅行時の不便さを解消できます。

病気や仕事などで旅行をキャンセルする際、キャンセル料を補償してくれる「キャンセルプロテクション」もあるので、飛行機チケット・宿などのキャンセルがあっても心配いりません。

ANA JCB ワイドゴールドカード

年会費 初年度:15,400円
2年目以降:15,400円
国際ブランド JCB
ポイント還元率 0.3%~1.0%
マイル還元率 1.0%
付帯保険 国内旅行保険
海外旅行保険​​
発行スピード 最短5営業日
公式サイトURL https://www.jcb.co.jp/promotion/jcb_anacard/sw.html?card=gold

おすすめポイント

  • 保険の補償額が高額
  • マイルへの移行が無料
  • ビジネスクラスのチェックインカウンターが利用できる

ANA JCB ワイドカードのさらにワンランクアップした存在が、ANA JCB ワイドゴールドカードです。ゴールドにはワイドカードにはない国内旅行保険が自動付帯されています。

そして海外旅行保険の補償額は利用付帯によって最高1億円です。海外で大きな損害があっても問題ありません。

また、他のカードでは手数料が発生するマイルへの移行が、ゴールドの場合は無料です。手数料を気にすることなく移行できます。

カード提示によって、ビジネスクラスのチェックインカウンターが利用可能なのも、メリットです。

ソラチカカード

ソラチカカード

年会費 初年度:無料
2年目以降:2,200円
国際ブランド JCB
ポイント還元率 0.5%
マイル還元率 最大0.54%
付帯保険 海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険
発行スピード 最短2週間
公式サイトURL https://www.to-me-card.jp/admission/tome-ana/index.html

おすすめポイント

  • 3つのポイントが1枚のカードで利用可能
  • オートチャージでポイント付与
  • 初年度は年会費無料

ANAとJCB、そしてPASMOが一体化したカードが、ANA TO Me CARD PASMO JCB、通称ソラチカカードです。

このカードは、ANAボーナスマイル・メトロポイント・Oki Dokiポイントといった3つのポイントに対応しているため、カードを使い分ける必要がありません。

それぞれのポイントはマイル移行が可能なため、日常生活を送るだけでマイルが貯まります。

オートチャージ機能があるのでチャージをする手間が省けますし、オートチャージもポイント付与となります。

このような多機能を持つソラチカカードですが、年会費は初年度無料・2年目以降も2,200円と安いため、気軽にカード所持が可能です。

ANAカード(ワイドゴールド)

年会費 15,400円
国際ブランド Visa、Mastercard
ポイント還元率 1.00%~3.00%
マイル還元率 1.0%~20.0%
付帯保険 海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険
発行スピード 最短3営業日
公式サイトURL https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/anacard/ichiran/?cat=04

おすすめポイント

  • 条件付きで2年前以降の年会費が割引
  • マイル移行が無料
  • 楽天Edy・三井住友 iDの機能も使える

ANAカード(ワイドゴールド)のメリットは、条件さえクリアすれば2年目以降の年会費が割引になる点です。

「マイ・ペイすリボ設定をすること」「年1回以上リボ払い手数料を支払うこと」という条件をクリアすれば、次年度の年会費が11,550円となります。

また、カードポイントをマイルに移行する際、2倍コースを利用しても手数料が発生しません。他のカードであれば2倍コース利用で手数料を支払いますが、ワイドゴールドは無料です。

楽天Edy・三井住友 iDの機能も使えるため、カード・アプリを使い分ける必要がありません。

ANAカードのメリット

ANAカードの代表的なメリットは以下の5つです。

種類が豊富

ANAカードは、三井住友カード・JCB・アメリカン・エキスプレス・三井住友トラスト・カードなどと提携して発行されてるカードです。

それぞれの会社が発行しているANAカードはさらにランク分けなどがされており、また、学生カードや法人カードなどもあります。

​​人によっては、実際の飛行機搭乗はせずにいわゆる「陸マイラー」として、マイルを稼ぎたい人もいると思います。

そのような人はいくら付帯保険の補償内容が充実していても意味がないため、保険は重要視する必要がありません。

このように、その人の経済状況や利用用途に合わせて、自分に適したカードを見つけられるのが、ANAカードのメリットです。

ANAならではの特典

ANAカードは、ANAならではの以下のような特典が多数用意されているのがメリットです。

  • 旅行損害保険が自動付帯
  • 旅行時のショッピングを対象にした保険もあり
  • 空港ラウンジの無料利用が可能
  • 旅行時のキャンセル料の補償
  • エアポート送迎サービス
  • 荷物無料配送
  • 機内・空港内店舗が割引

上記のような特典・サービスがあるため、出張が多い人、海外・国内旅行が趣味の人など、飛行機に登場する機会の多い人にとってANAカードの所有は、多大なメリットをもたらしてくれます

ただし、上記の特典・サービスは、ANAカードシリーズすべてに共通することではありません。

カードの種類やランクによっては、サービス・特典が用意されていない場合もあります。

どのカードにどのような特典・サービスが用意されているのか、しっかりと確認することが大事です。

ポイントをマイルに移行できる

ANAカードは、通常のクレジットカード利用において付与されるOkiDokiポイント​​・Vポイントなどを、マイルに移行することも可能です。

マイルと通常のポイントは、別々に使用するしかないと思っている人もいるかもしれませんが、ポイントはマイルに移行できるので、マイルを貯めるために通常のカード利用を集中的にするといった選択もできます。

ANAカードの中には、手数料さえ支払えば移行時にマイルを2倍にできるカードもあり、さらにカードの種類によっては、手数料無料のタイプもあります。

マイルを貯めることにこだわりたい人は、どのカードがマイル移行の際にどのような仕組みになっているのか、チェックしなくてはいけません。

条件クリアでマイルプレゼント特典あり

ANAカードの種類によっては、入会時の条件さえクリアすれば、多くのマイルが付与されるサービスもあります。

カード利用をしなくても高額のマイルが入手できるため、マイル獲得のために手間をかける必要もなくお得です。

ただし、条件(数ヶ月の間に設定された利用金額をクリアなど)を満たさないと特典の対象にはならないため、特典のための条件をしっかりと確認することが大事になってきます。

また、各種キャンペーンも豊富に用意されていることが多いですが、キャンペーンは期間限定なので、期間の最終日はいつなのか、チェックすることが大事です。

ファミリーマイルを統合できる

家族カードで家族それぞれがANAカードを利用している場合、家族それぞれが所有しているマイルを一つに統合することも可能です。

一つの高額な特典とマイルを交換したい場合、家族ひとりだと負担が大きいものでも、家族全員のマイルを合わせることによってマイル交換が可能になります。

ANAカードのデメリット

さまざまなメリットのあるANAカードですが、デメリットといえる点も存在します。

デメリットといえる点は、以下の3つです。

2年目以降は年会費がかかる

ANAカードは、基本的に年会費が有料となっています。他社のクレジットカードは年会費無料というカードが少なくありません。

そのため、年会費は無料で当然と思っている人にとって、ANAカードの年会費有料という点がデメリットと感じる人は多いと思います。

ただし、ANAカードは、その種類によって「初年度のみ無料」「2年目以降は条件をクリアすれば割引」というカードがあるのが特徴です。

また、学生・20代のみを対象としたANAカードは、条件クリアによって年会費が完全に無料となるものもあります。

どのANAカードが、どのような年会費の設定をしているか、割引・無料になるにはどのような条件をクリアすればいいのか、しっかりと確認することが大事です。

マイル移行の際、手数料がかかる

ANAカードは通常の利用で発生するポイントをマイルに移行することが可能ですが、マイル移行の際に手数料がかかります。

通常の移行だと手数料は発生しませんが、移行する際の還元率を2倍にする場合、国際ブランドごとに以下の手数料が発生する仕組みです。

  • VISA・Mastercard:6,600円
  • JCB:5,500円

上記の手数料を支払えば、1年間はマイル移行が2倍の扱いになります。

ただし、ポイント有効期限が終わる直前に交換して、その直後にコース解約をすれば手数料を抑えられます。

特典を受けるための条件が厳しい場合がある

ANAカードの中には、入会得点として数万円相当のマイルのプレゼントがあります。

一見するとお得なプレゼントですが、そのプレゼントを受けるためには条件をクリアしないといけません。

「入会して3ヶ月以内に数十万円分の支払いをすること」「タッチ決済を利用すること」などが多い傾向にあります。

それほど高額の支払いを頻繁にしない人にとっては、クリアするのは難しい条件となってしまいます。特典だけに目を取られずに、特典を受けるための条件もしっかりと確認することが大事です。

ANAカードは4つのステージがある

ANAカードは、以下のような4つのステージに分類されています。

  • 一般
  • ワイド
  • ゴールド
  • プレミアム

ANA一般カード

ANA一般カードは、数多いANAカードシリーズの中で最もオーソドックな機能を搭載したランクです。一般のランクなので年会費が安く、ランクの中で最も豊富なカード種類が揃っています。

初めてクレジットカードを持つ人、カード所有をしたいけど高い年会費は払えないという人におすすめです。

一般カードのため、カード会員の優待サービス(空港ラウンジ利用の無料、店舗の割引など)がありません。

ANAワイドカード

ANAワイドカードは、一般カードよりワンランクアップしたカードなので、一般カードよりボーナスマイルの還元率もアップしており、優待サービスもあるカードです。

その分、年会費は高くカード種類が3種類しかありません。クレジットカード所有で少しだけステイタスをあげたいという人におすすめです。

ANAゴールドカード

ANAゴールドカードは、一般・ワイドに比べて年会費が万単位になるカードです。

旅行傷害保険の補償額も5,000万円と一般の数倍になり、ボーナスマイルも数倍となっています。

港利用の際の優待サービスもハイレベルとなっているため、質の高いサービスを受けたい人におすすめです。

ANAカードプレミアム

ANAカードプレミアムは、ANAカードシリーズの最高ランクに位置するカードです。

カードの種類は4種類で、年会費も88,000円〜165,000円と高額で、マイル還元率も高めとなっています。

旅行傷害保険は最高額1億円、優待サービスは同伴者1名までラウンジ利用無料と、年会費の高さに比例した特典が用意されているのが特徴です。普段からセレブなライフスタイルを送っている人に見合うカードといえます。

ANAカードに関するよくある質問

ANAカードに関してよく挙がる質問を以下にまとめました。質問とその回答を紹介します。

ANAカードの登録情報の変更方法

登録情報の確認・変更は以下の手順で行ないます。

  1. ANA公式サイトへアクセス
  2. ログイン
  3. マイメニューから「会員情報の登録・変更」をタップ
  4. 「予約基本情報の登録・変更」で変更する項目を記入

マイル移行手数料の支払いタイミング

年度の初回申し込み月の翌々月10日にカード利用代金と合わせて引き落としとなります。毎年4月1日〜翌年3月31日の間に行なったマイル移行が対象です。

引き落とし日が土日祝日だった場合、翌営業日の引き落としとなります。

ポイントがマイルに移行されるタイミング

カードの支払日に移行されるパターン(自動移行コース)、移行の申し込みをしてから約1週間後というパターン(マルチコース)があります。

陸マイラーがマイルを貯める方法

空港を滅多に利用しない、いわゆる陸マイラーがマイルを貯めるためには、以下の方法があります。

1.なるべくカード払いをする

普段の買い物の際、現金ではなくなるべくカード払いを心がけることが大事です。

そのためにはカード払いを受け付けている店舗を頭に入れておく必要があります。

2.他のポイントをマイル移行する

カード払いができない店舗であっても、他のポイントカードを利用してポイント還元をまめに行うことが大事です。

ポイントサービスによってはマイル移行が可能なポイントもあるため、各サービスポイントとマイルの関連性を把握する必要があります。

ソラチカカードはpasmoチャージでポイント付与されるので、お得です。

3.ポイントモールを利用する

店舗での買い物が面倒という人は、ポイントモールを利用するのも一つの手段です。

ポイントモール経由で買い物をすると、通常より数倍のマイル還元サービスなどが受けられます。

ANAカードを紛失してしまった

ANAカードの紛失・盗難が起きてしまった場合、悪用される危険性もあるため、早急に連絡をしなくてはいけません。

連絡手段は以下の2通りです。

  1. インターネットサービス「Vpass」にて紛失・盗難の手続き
  2. 電話にて手続き

・紛失・盗難受付デスク(24時間対応・年中無休)

  • 0120-919-456
  • 06-6228-1210(大阪)

・ANA JCB(全国共通)

  • 0120-794-082
  • 東京:03-5778-5300
  • 大阪:06-6946-9733
  • 福岡:092-712-5599
  • 札幌:011-222-3016

・ANAダイナース・ダイナースクラブ コールセンター(24時間年中無休)

  • 0120-074-024
  • 海外:81-3-6770-2796(コレクトコール利用)

・ANAアメリカン・エキスプレス「メンバーシップ・サービス・センター」

  • 一般カード:0120-965-877
  • ゴールド・カード:0120-958-677
  • 海外:81-3-3220-6787(有料)

受付:9:00~17:00(土日祝休、緊急の場合は24時間年中無休で対応)

まとめ

ANAカードはランク別に分類されているため、数多くの種類があるのが特徴です。さまざまなニーズに対応できる強みがありますが、その反面、「カードの種類が多過ぎてどれを選んでいいのかわからない」と迷っている人も多いと思います。

自分の収入・社会的ステイタスを配慮して自分のランクに見合ったカードを選ぶことも大事です。そして、それ以外のポイントにいくつか注目すれば、どのカードが自分に合っているのかが見えてきます。

マイルの還元率はいくつなのか、特典はどんな内容なのかといったことに注目すれば、数多いカードの中から、時間をかけずに自分にぴったりのカードが選べるはずです。

今回は、ANAカードの中から8タイプのカードを厳選してご紹介しました。ANAカードを所持しようか検討している人が、今回の記事を参考にしてもらえたら幸いです。