GMOあおぞらネット銀行の法人口座を徹底解説!初めて会社を設立した人も審査に通りやすい
メガバンクに比べて手数料や金利がお得なネット銀行。オンライン上で手軽に口座開設の手続きができるので利用者が増えていますが、ネット銀行も種類が多く迷ってしまいますよね。
GMOあおぞらネット銀行は、オンライン上で手軽に口座開設の手続きができ、必要書類をきちんと揃えれば審査も通りやすいのが魅力!
通常会員であれば口座維持手数料が無料、他社への振込手数料が月20回まで無料になるお得な特典もあるので毎月かかる事業のコストも抑えることができます。
初めて会社を設立し少しでもコストを抑えたい方や、口座開設をオンライン上でスムーズに行いたい方はGMOあおぞらネット銀行の法人口座がおすすめです。
目次
GMOあおぞらネット銀行法人口座の概要
GMOあおぞらネット銀行株式会社はあおぞら銀行とGMOインターネットグループの共同出資により設立された新たな形態の銀行です。
頼と実績のあるGMOあおぞらネット銀行の法人口座は初めて会社を設立した人にもおすすめです。
法人口座商品一覧
商品 | 内容 |
円普通預金 | 24時間365日提携ATM操作可能 |
円定期預金 | 1000円以上、1円単位で始められる |
外資普通預金 | 取扱い通貨全8種類 |
店頭外国為替証拠金取引GMOあおぞらFX | 取扱通貨ペアは全18種類。1,000通貨から取引可能 |
極度型ローンあんしん10万円 | 必要な時だけ繰り返し借り入れができる |
融資枠型ビジネスローンあんしんワイド | 融資枠の範囲内で自由に借り入れができる |
法人口座サービス一覧
通常会員 | 振込料金とくとく会員 | |
口座維持手数料 | 無料 | 500円/月 |
振込手数料(当社宛は無料) | 他行宛:145円 | 他行宛:135円 |
ATM手数料 | 110円 | 月5回まで無料 それ以降110円 |
利用可能時間 | 24時間 | 24時間 |
口座の会員は2種類
通常会員
「通常会員」は月額料金がかかる口座維持手数料が無料です。通常他社への振込手数料が145円かかりますが、設立1年未満の法人の方は毎月20回まで無料になる特典があります。登記上の設立日から1年後の月まで毎月付与されるのでとてもお得です。
振込料金とくとく会員
「振込料金とくとく会員」は口座維持手数料が毎月500円かかりますが、他社への振込手数料が一律135円と業界最低基準の特典を受けられます。
毎月の振込回数が多ければ多いほどコスト的なメリットがでてきます。
ATMの出金手数料が毎月5回無料など、毎月の出金手数料のコストを削減できます。
初回申込月は月額利用料金が無料になるのもポイントです。さらにビジネスデビットカード追加口座の初回発行が無料になるので、用途別に発行することで経理の負荷も軽減されます。
口座開設の条件
- 会社としての信頼や実績がある
- 事業内容が明確である
GMOあおぞらネット銀行の法人口座を開設する際にはまず審査を受ける必要があります。これまでに会社としての実績がなかったり、事業内容が不明瞭な場合には安全な会社だと判断されずに審査落ちになる可能性があります。
審査を受ける際にどういった事業をしている会社なのか分からない場合には口座を開設しても振込め詐欺などの不正行為に利用される可能性があると警戒されやすいのも事実です。会社としての実績や事業内容を明確にするため、審査の際に必要な書類は丁寧に準備しましょう。
事業内容を多岐に渡り展開している場合は、内容を一つ一つ並べるだけだけでは会社の実態が分かりづらいので注意が必要です。
審査する側の立場になって、申込書類を見ただけで内容が詳しく分かるように説明することが審査の通過率を上げるポイントです。
GMOあおぞらネット銀行法人口座の審査
審査基準
- 提出書類
- 事業内容
- 法人の健全性
提出書類
口座開設の申込をする際には、本人確認書類や事業内容を明確にする様々な提出書類が必要になります。
一つ一つの書類が審査に影響してくるため、提出書類に不備がないかをきちんと確認する必要があります。審査落ちしないためにも、提出書類の準備は丁寧に行いましょう。
事業内容
会社がどのような事業をしているのか明確にしなければ、審査をする際に信頼を得ることができません。事業内容が不明瞭だと法人の実態を把握できないと判断され、審査落ちしてしまうことがあります。事業内容は誰が見ても明確に分かりやすく提示することが必要です。
法人の健全性
事業内容が明確で、尚且つ健全で収益性があることを提示する必要があります。
会社のホームページやパンフレットなど、具体的な事業内容の詳細が記載されているものを提出しましょう。ホームページやパンフレット以外にも事業計画書など、実績や評価が記載されている分かりやすい資料を提出することがポイントです。
審査落ちしないポイント
- 提出書類を揃える
- 事業内容の明確化
- 事業場所の明確化
提出書類を揃える
GMOあおぞらネット銀行法人口座の審査に必要な提出書類は種類が多く、事業内容などを詳しく審査されます。
他のネット銀行に比べてたくさんの種類を提出しなければいけません。しかし提出する書類の種類が多いからこそ、会社の実態を証明でき、信頼を得ることができるメリットもあります。不備がないようにしっかり確認しましょう。
事業内容の明確化
審査の基準となるのはやはり「事業内容の明確化」です。どんな事業をしているのか不明瞭な会社だと銀行側も疑いを持ってしまいますよね。会社の具体的な事業内容を様々な資料を使って提示しましょう。一つの資料にまとまった内容が記載されていない場合は、複数の書類を組み合わせて提出することも可能です。
相手の信頼を得るためにはまずは自己開示をすることが大切です。
事業場所の明確化
法人会社の登記住所が実際に存在するかどうかも審査のポイントになります。
バーチャルオフィスで賃貸借契約書がない場合、審査落ちをする可能性があります。
ただし昨今ではリモートワークが一般化したことで働く場所が流動的になり、バーチャルオフィスでの起業も増えてきました。事業場所がバーチャルオフィスの場合、事業を行うにあたりバーチャルオフィスを利用しているメリットや詳しい事業内容を提示することが大切です。
法人登記されている住所と実際に事業を行っている場所が一致しない場合、審査落ちになる可能性があるため注意が必要です。
GMOあおぞらネット銀行法人口座のメリット
ネットで完結できる
GMOあおぞらネット銀行で法人口座を開設する際はパソコンやスマートフォンなどを利用し、オンラインでの手続きができます。
通常、銀行の口座を開設する際には直接店舗の窓口に行って手続きを進める必要がありますが、GMOあおぞらネット銀行の口座開設の手続きはオンライン上で必要書類の提出や確認事項を行うことが可能です。
わざわざ店舗に出向くことなく、家やオフィスにいながら手軽に手続きできることが魅力です。
手数料が安い
他社のネットバンキングに比べ、振込手数料が安いことが魅力です。通常会員で振込手数料が145円、振込料金とくとく会員(500円/月)になると振込手数料は135円と業界最低基準の特典を受けられます。
口座開設時の初期登録費用も無料です。
手数料は小さなお金かもしれませんが、塵も積もれば山となります。事業資金に回せるお金に余裕が生まれるのは大きなメリットと言えます。
24時間365日手続き可能
振込や出金などの手続きが専用のスマートフォンアプリやPCで24時間365日いつでも利用可能です。
「セブン銀行」「イオン銀行」「ゆうちょ銀行」のATMで「お預け入れ」「お引き出し」「残高照会」が可能です。
手数料は通常会員が110円、振込料金とくとく会員が月5回まで無料、それ以降は通常会員と同じ110円です。
GMOあおぞらネット銀行法人口座の利用上の注意点
実店舗がない
GMOあおぞらネット銀行はインターネット専業銀行のため、実際の店舗がありません。口座開設などの手続きも全てオンライン上で行うことになります。そのため、インターネットでの手続き等の操作に抵抗がある方や直接店舗の窓口で相談などがしたい方には口座開設が難しく感じるかもしれません。
しかしGMOあおぞらネット銀行の公式HP上では初めての口座開設の方へ向けた操作の仕方が分かりやすく提示してあります。初めての方でも流れに沿って簡単に手続きができるので安心して利用することができます。
資金の保証制度が少ない
GMOあおぞらネット銀行での資金の保証制度は「預金保険制度」です。この制度はGMOあおぞらネット銀行が破綻した時に1顧客がGMOあおぞらネット銀行に預入れしている金額の合算で、1,000万円までの元本とその利息相当額までが保護される制度です。
普通預金(有利息型、定期預金、定期預金ビッグワイド等が対象です。無利息、要求払い、決済サービスを提供できることという3要件を満たす決済用預金は全額保護されます。
外貨預金、譲渡性預金等は預金保険制度による保護はないため注意が必要です。
GMOあおぞらネット銀行の法人口座開設の流れ
必要書類
- 法人番号の確認書類
- 取引責任者の本人確認書類
- 事業内容等が確認できる書類
法人番号の確認書類
「法人番号指定通知書」か「法人番号印刷書類」(発行日から6ヶ月以内のもの)」のいずれか一点を提出します。
取引責任者の本人確認書類
取引責任者の本人確認書類が必要になります。自身を証明できる運転免許証やマイナンバーカード、パスポートや健康保険証などいずれか一点を提出します。(コピーでも可能)
事業内容等が確認できる書類
法人の事業内容が確認できる書類として「会社概要がわかるもの」と「事業活動状況が具体的に確認できるもの」が必要となります。
会社概要がわかるもの
として、会社のHPや会社案内のパンフレット、事業計画書などを提出します。いずれも会社概要や事業内容、取扱商品などの詳細が確認できるものに限ります。
事業活動状況が具体的に確認できるもの
締結・調印済みの各種契約書の一式や他社発行の請求書、売上・仕入・活動状況が客観的に確認できる書類を提出します。
「会社概要がわかるもの」と「事業活動状況が具体的に確認できるもの」の書類がそれぞれ1点以上必要です。
代表者と取引責任者が異なる場合
- 取引責任者への権限委任状
- 代表者の本人確認書類(代表者が署名する場合)
- 法人の印鑑証明書
取引責任者への権限委任状
代表者と取扱責任者が異なる場合に「取扱責任者への権限委任状」に代表者が署名します。委任状は口座開設申込フォームで印刷します。
代表者の本人確認書類(代表者が署名する場合)
運転免許証やマイナンバーカード、パスポートや健康保険証などいずれか一点を提出します。(コピーでも可能)
法人の印鑑証明書
「取扱責任者への権限委任状」に実印を押印し、「法人の印鑑証明書」を提出します。発行日から6ヶ月以内の原本に限ります。
口座開設の流れ
- 口座開設申込
- 事業内容申告・本人確認・書類提出
- 初期設定
口座開設申込
- 口座開設の申込をオンライン上で行います。
- GMOあおぞら銀行の公式HP上にある「法人口座お申込」のフォームより入力します。
- 事前質問に回答し、申込フォームの入力画面に進みます。
- 申込フォームに入力する時には登記簿謄本を手元に準備し、申込ガイドを参考の上入力します。
- 「法人口座開設ナビ」が発行されます。
事業内容申告・本人確認・書類提出
- 法人口座開設ナビにログインし、自撮り動画(セルフィー)で本人確認を行います。
- 取引責任者の本人確認書類と本人の動画(セルフィー)を撮影して提出します。
- 事業内容の詳細を入力し、必要書類の提出を行います。
- オンラインでの提出以外に郵送での提出も可能です。
初期設定
- 審査完了後に法人口座開設ナビより初期設定に必要な初回ログイン情報を確認します。
- GMOあおぞら銀行から書類とカードが簡易書留郵便で届きます。審査受付から審査完了まではおよそ1週間かかります。
まとめ
この記事ではGMOあおぞらネット銀行法人口座の開設手順から、開設するメリットや注意点をお伝えしました。
GMOあおぞらネット銀行法人口座開設の際には、事業内容を明確にする必要書類を不備なくきちんと準備しておけば審査にも通りやすいことが分かります。初めて会社を設立した方も下準備をきちんとしておくことでスムーズに口座開設の手続きができますよ。また審査落ちしないためにも会社の実績や事業内容を明確にしておくことも必要です。
2018年の7月に新しく参入したGMOあおぞらネット銀行は振込手数料が業界最安値なことが特徴です。毎月かかるコストを少しでも削減して賢く事業運用をしてみませんか。
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